キーワードの検索ボリュームはどうやって調べていますか?
普通は、キーワードプランナーですよね。
ちょっと前なら、ウーバーサジェスト(Ubersuggest)だったかもしれません。
でも、今は実質有料になってしまいました。
だから、キーワードプランナーを使っている人が多いと思います。
正直、キーワードプランナーは使えないと思いませんか?
検索ボリュームの表示がこれですよ(無償の場合)。
10~100
100~1000
ちょっと雑すぎませんかね。。。
あと、キーワードプランナーの画面UIも使いにくいです。
そこで、今回紹介するのは「Keyword Surfer(キーワードサーファー)」です。
このKeyword Surferなら、すべての問題を解決します。
本記事の内容
- Keyword Surferとは?
- Keyword Surferのインストール方法
- Keyword Surferの使い方(データ照会)
- Keyword Surferの使い方(データ出力)
- Keyword Surferについてのまとめ
それでは、Keyword Surferに関して解説を行っていきます。
この記事を読めば、Keyword Surferをインストールして使いこなすことが可能となります。
Keyword Surferとは?
形式(Webサービス?ソフト・アプリ?)
キーワードプランナーやUbersuggestは、Webサービスです。
それとは異なり、インストールして使う形式です。
インストールと言っても、Chromeにインストールします。
いわゆる、Chrome拡張機能というものです。
そのため、Chromeを使っていない人はこれを機会に使ってください。
それぐらい、便利なツールです。
機能
データ照会機能
- キーワードの推定月間検索ボリューム
- サイトの推定月間トラフィック数
- ページ内の単語数
- ページ内の完全一致キーワード数
- 関連キーワードとその推定月間検索ボリューム数
数値確認機能に加えて、CSV出力機能が用意されています。
Keyword Surferのインストール方法
とても簡単です。
1分もかかりません。
では、インストールを解説してきます。
まずは、このページへアクセスします。

「chromeに追加」ボタンをクリックしてください。

「拡張機能を追加」ボタンをクリック。
そうすれば、インストールが始まります。

インストールが成功すれば、アドレスバーの横に上記アイコンが表示されます。
以上でインストール完了です。
簡単でしたね。
Keyword Surferの使い方(データ照会)
インストールと同じように簡単です。
今まで通り、Googleで検索するだけです。
もちろん、ブラウザにはChromeを使ってください。
「検索ボリューム」で検索した結果です。

赤下線を引いた部分が、新たに追加されています。
Googleの拡張機能のため、このような乗っ取り行為が可能です。
下線の箇所は以下の4つです。
- 検索ボックス上の日本国旗とドルアイコン
- 検索結果ページタイトル下の虫眼鏡・本・鍵アイコン
- 画面右上部分の「Keywords ideas」
- 画面右下部分の「Correlation charts」
それぞれを説明していきます。
1.検索ボックス上の日本国旗とドルアイコン
キーワードプランナーで「検索ボリューム」を調べた結果です。
これと比較すれば、わかりやすいです。

日本国旗アイコン
日本国旗アイコンの横の数値は、キーワードの推定月間検索ボリュームです。
キーワードプランナーだと、「1000~1万」です。
そして、これの正確な数値は、「2900」ということですね。
ドルアイコン
ドルアイコンの横の数値は、キーワードで広告に出した場合の平均クリック単価です。
この数値は、バラバラです。
次は、キーワードプランナー上での平均クリック単価に関する説明の一部です。
「お客様が指定した地域と検索ネットワークの設定に基づいたデータが表示されます。」
2.検索結果ページタイトル下の虫眼鏡・本・鍵アイコン
![Keyword Surferを利用した場合の表示[虫眼鏡、本、カギ]](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/06/adf69d74fd502f1256173f37abaddf82.png)
虫眼鏡アイコン
虫眼鏡アイコンの横の数値は、サイトの推定月間トラフィック数です。
keywordfinder.jpには、月間164,543のトラフィックがあるということですね。
あくまで、このトラフィックとは検索によるものです。
SNSやブックマークなどからのトラフィックは、含んでいません。
本アイコン
本アイコンの横の数値は、ページ内の単語数です。
形態素解析により、単語数を算出しているのでしょう。
形態素解析については、次の記事で説明しています。
SEOに形態素解析を利用して他と差をつける【努力バカからの脱却】
競合調査の際には、参考にできます。
単語数が多いとSEOに有利なのかどうかなど。
鍵アイコン
鍵アイコンの横の数値は、ページ内の完全一致キーワード数です。
別の言い方をすれば、該当ページにおける検索キーワードの数となります。
この場合であれば、「検索ボリューム」が5個あるということですね。
この値も競合調査の際に利用できそうです。
3.画面右上部分の「Keywords ideas」
検索キーワードの関連キーワードとその推定月間検索ボリューム数です。
初期設定では、5個まで表示されています。

最大で20個まで一度に表示可能です。
また、それぞれの項目で表示順序(昇順、降順)を変更できます。
- Keyword
- Similarity
- Volume
なお、次は検索結果の画面下部で表示される関連キーワードです。

状況に応じて、それぞれ(表示順序の変更を含む)を使い分けた方がよさそうです。
4. 画面右下部分の「Correlation charts」
検索結果の各項目における相関図を表示しています。
各項目とは次の3つ。
- Traffic(サイトの推定月間トラフィック数)
- Words(ページ内の単語数)
- Keywords(ページ内の完全一致キーワード数)
Traffic

上位10ページ(ドメイン単位)におけるトラフィックの相関図です。
1ページに20個表示する設定にしても、上位10ページの相関図しか作成しません。
最大で10ページを対象とする仕様なのでしょう。
この仕様は、WordsやKeywordsでも同じです。
よって、Keyword Surferを利用する場合は、ページあたりの検索結果数を10個に設定する必要があります。
Words

上位10ページにおけるページ内の単語数の相関図です。
単語数を取得できないページもあるようです。
ページ側で弾いている可能性がありますね。
Keywords

上位10ページにおけるページ内の完全一致キーワード数の相関図です。
この場合は、1ページ目なので上位1位~10位までのページを対象としています。
Keyword Surferの使い方(データ出力)
次の形式のデータをCSV出力できます。
検索キーワードとそのキーワードの推定月間検索ボリュームですね。
Keyword,Search volume検索ボリューム 目安,110検索ボリューム 調べ方 無料,170検索キーワード 順位,260検索ボリューム google,260関連キーワード 検索,320