「私は器用貧乏ですから」
こんな言葉で謙遜しつつ、自分の器用さを自慢していませんか?
そして、調子に乗って生きていませんか?
器用貧乏の人は、調子に乗らないように注意してください。
この記事では、これが一番言いたいことです。
なぜこんなことを言うのか?
私が調子に乗って生きてきたからです。
その結果、「しまった!!」と思うからです。
本記事の内容
- 器用貧乏は調子に乗るな!!
- 調子に乗ると大成しない
それでは、上記にそって説明していきます。
器用貧乏は調子に乗るな!!
ある程度、何でもこなせる人はいますよね。
それが、生まれ持った能力なのか、育った環境なのか、ここでは語りません。
正直、この部分には重要性がありません。
それよりも、何でもこなせる器用貧乏の人の性質が重要です。
性質というより、傾向と言った方が的確かもしれません。
その傾向とは、器用貧乏の人はどうしても調子に乗ってしまうことです。
ここで言う調子に乗るとは、「いぇ~い」などの感じではありません。
そうではなく、いろいろなコトに手を出してしまうことです。
器用貧乏の人は、器用に大抵のことができてしまいます。
だから、いろんなことに手を出してしまうのです。
まさに、私もそうです。
その気になってやれば、大抵のことはできてしまいました。
学生のときだけではなく、社会人になってもそれが続いてきました。
ずっと調子に乗って生きてきたのです。
だから、器用貧乏だと自覚している人に言いたいです。
特に若い人ですね。
「調子に乗るな!!」と。
以下では、器用貧乏が調子に乗ってはいけない理由を説明します。
調子に乗ると大成しない
器用貧乏の人が調子の乗ると、大成しないのです。
もちろん、すべての人がそうだとは言いません。
しかし、少なくとも私がそうです。
それは個人的過ぎるので、わかりやすい例で説明します。
陸上の十種競技がありますよね。
十種競技の内容は以下。
- 100メートル競走
- 走幅跳
- 砲丸投
- 走高跳
- 400メートル競走
- 110メートルハードル
- 円盤投
- 棒高跳
- やり投
- 1500メートル競走
十種競技の選手は、これらすべての練習をしなければなりません。
しかし、時間には限りがあります。
単純に考えるために、10時間の練習時間しかないとしましょう。
十種競技の選手は、各競技に1時間を練習に使うとします(ここも単純に)。
それに対して、砲丸投げの選手は砲丸投げに10時間すべてを投入できます。
円盤投げの選手や棒高跳びの選手なども同様です。
そうなると、十種競技の選手は砲丸投げの選手には、「砲丸投げ」では勝てません。
十種競技の選手、他の競技のスペシャリストには勝てないということです。
器用貧乏の行く末を単純化すると、上記のような内容になります。
だから、器用貧乏を自負する人は調子に乗らないようにしてください。
調子に乗って、あれやこれやと手を出すと大成(成功)できません。
と、自分に言い聞かせています。