WolframプラグインによってChatGPTに嘘をつかせない

WolframプラグインによってChatGPTに嘘をつかせない ChatGPT

「ChatGPTは平気で嘘をつくので信用できない・・・」
「ChatGPTに信用できる回答を行わせたい!!」

このような場合には、Wolframプラグインがオススメです。
この記事では、Wolframプラグインについて解説しています。

本記事の内容

  • Wolframプラグインとは?
  • Wolframプラグインのインストール
  • Wolframプラグインの動作確認

それでは、上記に沿って解説していきます。

Wolframプラグインとは?

Wolframプラグインとは、Wolfram Alphaの使用するデータにアクセスできるChatGPTプラグインのことです。
Wolfram Alphaのデータは、信頼性が高いとされています。

基本的には、Wolfram Alphaは嘘をつかないと考えてよいでしょう。
そんなWolfram Alphaのデータにアクセスできるのが、Wolframプラグインになります。

Wolframプラグインを使えば、ChatGPTは嘘をつくことがなくなるはずです。
少なくともWolfram Alphaほどの信頼性を持てるようにはなります。

Wolframプラグインによって、本当にChatGPTは嘘をつかなくなるのでしょうか?
「Wolframプラグインの動作確認」において、そのことを証明します。

以上、Wolframプラグインについて説明しました。
次は、Wolframプラグインのインストールを説明します。

Wolframプラグインのインストール

インストールの詳細は、次の記事を参考にしてください。インストールの詳細は、次の記事を参考にしてください。
プラグイン名が異なるだけで、同じ要領で対応できます。

現時点では、プラグイン検索が可能になっています。
「Wolfram」と入力すれば、次のように候補が出てきます。

「Install」ボタンをクリック。
チャット起動時、次のようにWolframを選択できればインストール成功です。

以上、Wolframのインストールを説明しました。
次は、Wolframの動作確認を説明します。

Wolframプラグインの動作確認

Wolframプラグインの動作確認を行います。
今回は、「本能寺の変」について質問してみましょう。

プラグインを有効にする前のChatGPTに聞いてみます。
つまり、嘘つきと言われているChatGPTが相手です。

本能寺の変はいつ誰が起こした?

これに対して、GPT-3.5は次のように回答しています。

GPT-4は、次のように回答します。

GPT-3.5とGPT-4は、同じような内容の回答になっています。
実は、両方とも嘘が混じっています。
細かいことなんですけど、日付が違うのです。

正確には、1582年6月21日に起こった事件になります。
では、Wolframプラグインを有効にして質問してみましょう。

Wolframプラグインを有効にした状態でチャットを開きます。

この状態で同じ質問を行います。
しばらくすると、次の結果が表示されます。

内容はもちろん、日付も完璧です。
これでChatGPTはもう嘘つきではありません。

正確性が必要な場合には、Wolframプラグインを有効にした方がよさそうですね。

以上、Wolframプラグインの動作確認を説明しました。

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