Cygwinのダウンロード・インストール【Windows】

Cygwinのダウンロード・インストール【Windows】 生産性UP

今時、大抵のことはPowerShellでなんとかなります。
ただ、Cygwinでないと無理という処理もまだまだあります。

それに、Cygwinに慣れ親しんだ人もそれなりに多いです。
そのような人が率先して、Cygwinを使うように指示しているケースもあります。
冗談ではなく、本当にあったことです。

今回は、古い技術となりつつあるCygwinのインストールを解説していきます。

本記事の内容

  • Cygwinとは?
  • Cygwinのダウンロード
  • Cygwinのインストール
  • Cygwinの動作検証

それでは、上記に沿って解説していきます。

Cygwinとは?

Cygwin(シグウィン)は、Windowsオペレーティングシステム上にUNIXライクな環境を提供する互換レイヤーである。

Wikipediaでは、上記のように説明されています。
そして、UNIXのソフトウェア資産を有効に活かすためにCygwinは作られました。

だから、CygwinではUNIX的な操作を行うことになっています。
このことからわかるように、Cygwinは仮想環境でもありません。

Cygwinの大体の雰囲気は掴めたでしょうか?
所詮はツールです。
使っていくうちに、理解を深めていけばOKです。

Cygwinのダウンロード

Cygwinは、Windows用のフリーソフトウェアです。
そのため、他のツールやソフトを同じようにダウンロードから始めます。

Cygwin公式サイト
https://cygwin.com/

上記へアクセスします。
ページの中ごろに次のような表示があります。

setup-x86_64.exeのリンクをクリック。
約1MBであるため、ダウンロードはすぐに完了します。

Cygwinのexeファイルのダウンロードが完了です。
それでは、このexeファイルを使ってCygwinをインストールしていきます。

Cygwinのインストール

ダウンロードした「setup-x86_64.exe」を実行。

Cygwinインストールその1

「次へ」ボタンをクリック。

Cygwinインストールその2

インターネットがつながる環境なら、「Install from Internet」を選択したままでOKです。
Windowsをサーバーとして使っているケースなら、外回線につながらない場合もあります。
そのようなケースを想定した選択となっているのでしょう。

通常は、そのまま「次へ」ボタンをクリック。

Cygwinインストールその3

Cygwinのインストール先の指定ができます。
インストール先は、そのままで問題ないでしょう。

ユーザーに関しても、「All Users」のままで問題ありません。
サーバーでCygwinを使う場合は、権限管理を厳しくする必要はあるかもしれませんけどね。

そのまま何も変更せずに「次へ」ボタンをクリック。

Cygwinインストールその4

インストールが始まると、インストールに必要なファイルがダウンロードされます。
そのダウンロードされたファイルを保存しておく場所の指定ができます。

そのファイルを保存しておけば、また別のサーバーで再利用できるということでしょう。
このような気配り(お節介?)から、インターネット黎明期に作成されたソフトウェアというのを感じます。

ここは適当に選んでください。
ディレクトリを選択したら、「次へ」ボタンをクリック。

Cygwinインストールその5

インターネットへの接続方法の確認です。
いや~、スゴイ徹底振りですね。

普通は、「Use System Proxy Settings」で大丈夫です。
プロキシを経由したい場合は、プロキシ情報を入力してください。

接続方法を選択したら、「次へ」ボタンをクリック。

Cygwinインストールその6

ダウンロードサイトの選択です。
自分で用意したサイトも選択(入力)できるようです。
ちょっと徹底し過ぎですね。

普通は、近くのサイトを選びましょう。

Cygwinインストールその7

「https://ftp.iij.ad.jp」を選択して、「次へ」ボタンをクリック。
全画面で表示されるので、実際はもっと情報量は多いです。

Cygwinインストールその8

パッケージを選択します。
とりあえず、最低限で次のパッケージだけは入れておきましょう。

Archiveunzip
Archivezip
Develgit
Webwget

なお、パッケージの選択は次のようにします。

Cygwinインストールその9

インストールするパッケージを選択できたら、「次へ」ボタンをクリック。

Cygwinインストールその10

インストールするパッケージの確認画面です。
自動的に選択されるモノには、「(automatically added)」と表記されています。

問題なければ、「次へ」ボタンをクリック。

Cygwinインストールその11

上記のように処理中となります。
私の環境では、2分ほどで終わりました。

Cygwinインストールその12

アイコンを作るかどうかの確認です。
特にこだわりがなければ、作成しておきましょう。

「完了」ボタンをクリック。
以上より、Cygwinのインストールが完了です。
最後に動作検証をしておきましょう。

Cygwinの動作検証

Cygwinアイコン

デスクトップにアイコンを作っていれば、上記アイコンがデスクトップにあるはずです。
これを実行します。

Cygwin動作検証

上の黒い画面が表示されれば、インストールは成功です。

以上にて、Cygwinのダウンロード・インストールの解説を終わります。

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