レンタルサーバーとVPSの違いがわかりますか?
もしVPSに興味があるなら、この記事をご覧ください。
2020年7月時点で、国内最安値のVPSはWebARENA Indigoです。
もしかしたら、世界最安値かもしれません。
そして、その価格がなんと月額349円です。
この記事では、超格安VPSの契約から起動までの手順をまとめています。
本記事の内容
- 格安VPSのWebARENA Indigoでアカウントを作成する
- Indigoでインスタンスを作成する=契約する
- インスタンスを起動してアクセスする
- 格安VPS(月額349円)のWebARENA Indigoを契約して利用する方法のまとめ
この記事の手順に沿えば、VPSの起動まではできるようになります。
「起動なんて簡単じゃん」と思うかもしれません。
それが、サイトには説明もほぼなく、ネットでの情報も断片的です。
そのため、VPSの初心者にはかなり厳しい作業となります。
だてに月額349円ではないということです。
それでは、まずはアカウントの作成からスタートです。
格安VPSのWebARENA Indigoでアカウントを作成する
まず、次のURLにアクセスします。
プラン選択の画面に遷移します。
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=3BHW69+3X3R5E+X8E+NTJWY)
![WebARENA Indigoプラン一覧](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709075620-1024x411.png)
この時点では、「お申し込みへ」はどれをクリックしても構いません。
「お申し込みはこちら」を含めて、すべて同じページへ遷移します。
![WebARENA Indigoサインアップ](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709080022.png)
契約の前にユーザーアカウントの作成となります。
アカウントを作成してから、そのアカウントでログイン中に契約するという流れです。
姓名、メールアドレス、電話番号、パスワードを入力します。
パスワードが、数字、大文字、小文字、特殊文字が1文字以上必要です。
すべて入力して、「サインアップ」を入力します。
なお、Googleとの連携をする場合は、指示通りにしてください。
![WebARENA Indigoメールアドレス認証](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709081140-1024x376.png)
メールアドレスの確認です。
入力したメールアドレスにメールが届きます。
![WebARENA Indigoメール認証の認証ボタン](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709081726.png)
メールにある「Verify your Email Address」ボタンをクリック。
![WebARENA Indigo電話認証](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709081909-1024x511.png)
次は、電話番号の確認です。
自動発信電話かSMSかを選択できます。
どちらかを選んで、「確認コードを送信する」をクリック。
個人的には、SMSを選択します。
![WebARENA Indigo電話認証確認コード入力](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709082333-1024x445.png)
4桁数値の確認コードを取得できたら、ここで入力します。
ただ、「残りの期間」が1分間は厳しすぎませんかね?
1分間で入力できない人もいるかもしれません。
とにかく、確認コードを入力して「入力する」ボタンをクリック。
![WebARENA Indigoクレジットカード情報入力](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709083113.png)
クレジットカードの情報を入力します。
すべてを入力して、「確認する」ボタンをクリック。
![WebARENA Indigoアカウント登録最終確認](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709083538.png)
利用するサービスは、Indigoを選択してください。
おそらく、初期でIndigoが選択されているはずです。
それ以外は、適当に選択してください。
代理店コードやクーポンコードもあれば、入力した方がよいでしょう。
問題なければ、「完了する」ボタンをクリック。
完了すれば、次の画面が表示されます。
![WebARENA Indigoログイン後画面](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709084912-1024x339.png)
ここまで終われば、WebARENA Indigoでアカウントが作成されています。
実は、まだこの時点では契約していません。
契約に関しては、次で説明します。
Indigoでインスタンスを作成する=契約する
アカウント作成後・ログイン後、次の画面が表示されます。
これは、WebARENAの管理画面です。
![WebARENA Indigoログインご画面](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/1-1024x339.png)
「サービス管理」—>「サービス」をクリックします。
![WebARENA Indigoサービス管理](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709085709-1024x318.png)
この画面で赤丸で囲ったボタンをクリック。
オンマウスで「アクセスする」と表示されます。
このボタンにより、Indigoの管理画面にアクセスするということです。
![WebARENA Indigoダッシュボード](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709084031.png)
それでは、インスタンスを作成しましょう。
つまり、VPSを契約しましょうということですね。
「+ インスタンスの作成」ボタンをクリック。
![WebARENA Indigoインスタンスの作成](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709090800-1024x454.png)
この画面では、次の選択・入力が必要となります。
- サイズの選択
- イメージの選択
- SSH鍵の選択
- リージョンの選択
- インスタンス名の入力
一つづつ説明していきます。
サイズの選択
![WebARENA Indigoインスタンスの作成サイズの選択](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709091813-1024x212.png)
実は、これが契約プランの選択となります。
プラン選択の画面と同じような内容です。
これは、かなりわかりにくいです。
このことに気付かずに、スペックのいいサイズを選択してしまう可能性も考えられます。
みなさん、ここは注意してください。
今回は、最安のプランにします。
よって、「1 vCPU/1GB RAM/20GB SSD」の選択です。
イメージの選択
![WebARENA Indigoインスタンスの作成イメージの選択](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709091850.png)
イメージと言っていますが、OSのことだと考えればよいでしょう。
以下の3つから選択します。
- Ubuntu
- CentOS
- Import VM
2020年7月9日時点では、以下のバージョンが利用可能です。
Ubuntu 18.04
CentOS 7.5 or 8.1
Import VMは、VMware環境のイメージをインポートできます。
そのため、自分で作成した環境をすぐに利用できるようになります。
ただし、対応OSはCentOSだけのようです。
私は普段からDebianを利用しているので、同じ系統のUbuntuを選択します。
必然的にバージョンは、18.04です。
なお、Ubuntuの最新バージョン(安定版)は、20.04となります。
SSH鍵の選択
サーバーにアクセスするために必要なSSH鍵をどうするのか?
このことを次の2つから選択します。
- SSH鍵の作成
- SSH鍵のインポート
「自分でSSH鍵を作成してインポートするぜ!」という人以外は、「SSH鍵の作成」を選択してください。
「SSH鍵の作成」を選択した場合を説明します。
「SSH鍵の作成」ボタンをクリックすると、次の画面に遷移します。
![WebARENA Indigoインスタンスの作成SSH鍵作成](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709093708.png)
SSH鍵名に値を入力します。
「indigo_mykey」と入力して、「作成」ボタンをクリックします。
そうすると、SSH鍵である「private_key.txt」のダウンロード開始します。
そして、ファイルの保存場所を確認されます。
Windowsであれば、ユーザーのホームフォルダに「.ssh」フォルダが存在しています。
そこに保存しておきます。
保存まで完了したら、次のような表示になっています。
![WebARENA Indigoインスタンスの作成SSH鍵の選択](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709094438.png)
リージョンの選択
![WebARENA Indigoインスタンスの作成リージョンの選択](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709094549.png)
サーバーの場所を選択します。
しかし、現状では日本しかありません。
よって、今はそのままで問題ありません。
インスタンス名の入力
![WebARENA Indigoインスタンスの作成インスタンス名の入力](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709094853.png)
「サイズの選択」・「イメージの選択」の選択内容により、自動的にインスタンス名が設定されています。
これをそのまま利用する方が、管理上もわかりやすいでしょう。
こだわりがなければ、そのままでいきましょう。
インスタンスを作成する
すべての項目を選択・入力して、問題なければ「インスタンスの作成」ボタンをクリックします。
エラーがなければ、以下の画面に切り替わります。
![WebARENA Indigoインスタンスの作成インスタンス管理](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709095341.png)
「しばらく時間がかかるのか?」と思いますよね。
インスタンス管理に再度アクセス(F5でOK)すると、以下のように完了しています。
もしかしたら、時間は込み具合にもよるのかもしれません。
![WebARENA Indigoインスタンスの作成インスタンス管理](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709095752-1024x309.png)
以上で、Indigoでのインスタンス作成が完了です。
同時に、プランの契約も行ったということになります。
インスタンスを起動してアクセスする
インスタンスの起動
インスタンス管理(インスタンス管理—>インスタンス)へアクセスします。
インスタンスを作成しただけならば、まだインスタンスのステータスは「Stopped」のままです。
まずは、インスタンスを起動させます。
![WebARENA Indigoインスタンスの作成インスタンス起動](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709100654.png)
「操作」において、「インスタンスの起動」を選択します。
![WebARENA Indigoインスタンスの作成インスタンスの起動確認](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709100832.png)
「OK」をクリック。
ローディングが表示されて、すぐに次の画面が表示されます。
ステータスが、「Running」に変更されていますね。
これでインスタンスは、起動しています。
![WebARENA Indigoインスタンスの作成インスタンスの起動確認](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709100951-1024x357.png)
では、インスタンスへのアクセスを行います。
インスタンスへのアクセス
インスタンスへのアクセスという表現は、わかりにくいですね。
サーバーへのアクセスが、一般的でしょう。
管理ツール上でサーバーへのアクセスが可能です。
しかし、通常はSSHクライアントソフトでアクセスするはずです。
そして、インスタンスの作成時に作成したSSH鍵の検証も必要です。
そのため、ここでは SSHクライアントソフトでアクセスします。
アクセスするためのユーザー情報は以下。
初期ユーザー名 | パスワード | |
Ubuntu | ubuntu | なし |
CentOS | centos | なし |
パスワードなしは、ちょっと危険ですね。
まあ、SSH鍵があるからいいだろうというスタンスでしょうね。
では、実際にサーバーへアクセスしてみます。
検証では、SSHクライアントソフトはPoderosaを利用しています。
![WebARENA IndigoサーバーへのSSHアクセス](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709102431.png)
ポイントは以下。
- 認証方法は「パスワード」ではなく「公開鍵」
- 鍵ファイルに「private_key.txt」を選択
あとは、パスワードでサーバーにログインするのと同じ条件です。
ログインに成功したら、次のような表示になります。
CetnOSなら、CentOS用の表示のはずです。
![WebARENA Indigoサーバーログイン後](https://self-development.info/wp-content/uploads/2020/07/20200709103137.png)
以上で、インスタンスを起動してアクセスすることが完了です。
格安VPS(月額349円)のWebARENA Indigoを契約して利用する方法のまとめ
格安VPSのWebARENA Indigoの契約からインスタンス起動・アクセスまでを解説してきました。
どうだったでしょうか?
「正直、ビジネスとしてどうなの?」と感じました。
ここまで利用者を放置するサービスもいまどき珍しいです。
とにかく、説明がありません。
契約までのフローもちょっと特殊です。
普通は、一刻も早く契約させたいはずでしょう。
しかし、WebARENA Indigoでは違います。
クレカの情報まで入力させておいて、まずはアカウントの作成です。
その後で、インスタンスの作成でやっと契約完了です。
それも、インスタンスの作成も知識のない人には厳しいところがあります。
いきなり、SSH鍵とか言われてもわからない人もいるでしょう。
おそらく、途中離脱は結構な数になると思います。
クレカの情報まで登録して、契約していないアカウントがそれなりの数になるということです。
でも、月額349円でVPSが借りることができるのです。
これぐらいまで、放置プレイにしないと利益は出ないのでしょう。
私は、VPS暦はかなり長いです。
そして、海外含め、多くのVPSを触ってきました。
その中でも、ダントツで利用までの道のりが険しいと思います。
始めてVPSを触るという人には、かなり無理があります。
そのような人でも、VPSを格安で触れるように手順をまとめました。
この手順により、一人でも多くの人がVPSの恩恵を受けられるようになれば幸いです。