2024年2月にGmailのポリシー変更が行われます。
この変更により、Gmailアカウントに向けてメール送信が失敗する可能性があります。
Gmailアカウントに5000件/日以上のメール送信を行っている場合は、要注意です。
ビジネスレベルでは、5000件なんて普通にあり得ますからね。
では、一体どうすればよいのでしょうか?
SPF、DKIM、DMARCを設定すればよいのです。
追記 2024年1月27日
個人や小規模サービスであれば、次の方法で今回のポリシー変更は乗り切れます。
設定できていれば、メッセージのソースでは次のように表示されます。
この画面には、各メールの三点リーダーのメニューから行けます。
DMARCが設定できていない場合は、次のように表示されます。
とりあえず、今回DMARCは設定必須ではありません。
しかし、実質必須ということです。
これには、理由があります。
今回のポリシー変更には、「 迷惑メール報告率0.3%以下 」も追加されています。
この要件を満たすためには、DMARCの設定が必要ということになります。
DMARCが未設定だと、「 迷惑メール報告率0.3%以下 」はほぼ不可能です。
ということで、DMARCが未設定の「SIGNATE事務局」のメールは今後届かない可能性が高いと言えます。
Gmailを適当に漁ってみると、DMARCが未設定の状況を普通に確認できると思います。
その過程で、ヤバいのを見つけました。
ヨドバシ・ドット・コムさん、大丈夫ですか?
DKIMの設定は必須です。
DMARCに対応はしているのに、DKIMが漏れているのでしょうかね?
このままだと、2月以降はGmailのアカウントにはメールが来ないということになってしまいます。
おそらく、それまでには対応するとは思いますけどね・・・
一応、過去メールを調べてみました。
2021年の10月には、DMARCを設定していました。
2021年7月末から2021年10月末の間、DMARCの設定をしたことがわかります。
もしかして、DKIMは完全に忘れ去られている?
DKIMとDMARCを設定者が、勘違いしていたら恐怖ですね。
検証の意味でも、2月1日以降にヨドバシ・ドット・コムで何か購入してみます。