今回は、「IC-Light」を使って、商品画像の照明を自在に操作する方法をご紹介します。
IC-Lightとは、ユーザーが入力したテキストや背景画像を基に、画像の照明条件を自在に操作できるツールです。
現時点では、テキストによる照明操作と背景画像による照明操作の2種類の機能を持っています。
詳細は、以下の記事で説明しています。
従来の画像編集では、照明の調整に多くの時間と専門知識が必要でした。
しかし、IC-Lightを使えば誰でも簡単に画像のライティングを変更できます。
特に商品画像の制作において、IC-Lightは大きな威力を発揮します。
テキストによる照明操作モデルを使えば、テキストの指示通りに、商品の照明を変化させられます。
照明の表現方法については、次のようにデフォルトで用意されています。

これらを利用するだけでも、それらしいライティングが実現できます。
例えば、「light and shadow」を用いて作成した画像が以下となります。

ちなみに、左から「Left Light」、「Right Light」、「Top Light」、「Bottom Light」を選択しています。

照明の表現方法を変えるだけで、次のような画像を簡単に作成できます。

当たりハズレはあるようなので、SEEDを変えて作成してみることをオススメします。

素人がこのような画像を作成できるまで、AIは進化してきました。
今後は、さらに進化し続ける一方でしょう。
「AIは原子爆弾のように社会を変える」ということが、現実化しているように感じます。