この記事では、電子書籍の作成方法を解説しています。
本当は、オーディオブックを作成することが目的です。
ただ、 オーディオブックの作成には電子書籍が必要となります。
そのため、まずは電子書籍の作成を目指すことになります。
本記事の内容
- なぜ、オーディオブックを自作するのか?
- 本をバラバラに解体する
- ページをスキャンしてPDFにする
それでは、上記に沿って解説を行っていきます。
なぜ、オーディオブックを自作するのか?
「オーディオブックなら、購入すればいいじゃん」
このように思う方がいるかもしれません。
そのため、作成方法の解説に入る前にその理由を説明しておきます。
理由は、単純です。
手に入らないのです。
そもそも、私が必要としている書籍には電子書籍もオーディオブックもありません。
ちなみにその書籍は、「シュガーマンのマーケティング30の法則」です。
Amazonのサクラが満載のレビューでは、高評価です。
書籍では、比較的サクラは少ないと思いますけどね。
とにかく、購入して読みました。
確かに、名著と言われるだけのことはあります。
ただ、読んだだけでは頭に残りません。
何度も反復して、頭に叩き込みたいのです。
しかし、どこを探してもないのですよね。。。
「シュガーマンのマーケティング30の法則」のオーディオブックが。
そこで、自作というわけです。
「なければ作るしかない」と。
本をバラバラに解体する
とりあえずは、電子書籍の作成を目指します。
そのためには、まずはアナログな作業からしていかないといけません。
まずは、電子書籍にする本を用意します。
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そして、この本をバラバラに解体していきます。
ハサミやカッターでも気合でなんとかなるでしょう。
でも、時間もかかるし、出来上がりもダメダメでしょう。
そのため、普通は次のような道具を使います。
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私は、この裁断機を使って本をバラバラに解体しています。
ただ、そのままざっくりと行くと失敗します。
そのため、裁断する前にに3部ほどに分解します。
この作業は、カッターを使います。
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これらを一つづつ裁断機で裁断していきます。
その結果が以下。
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ページをスキャンしてPDFにする
解体したページから、不要なページを取り除きます。
今回は、284ページとなりました。
この284ページをスキャンして、PDFにしていきます。
方法は何でもいいです。
スキャンは、次のような複合機で対応可能です。
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ただし、複合機だと1枚1枚やらないといけません。
正直、手間がかかり過ぎですね。
手間もかかかりますし、綺麗にスキャンできない可能性も高いです。
手作業だと、どうしてもそうなってしまいます。
そこで、以下のような専門ツールに頼ることになります。
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もし購入する場合は、必ずWiFi対応版を購入してください。
WiFi対応版は、メチャクチャ便利です。
PCの側でなくても、作業が可能です。
PCの周辺は、電源も足りていないことが多いですからね。
この作業を完了した時点で、電子書籍は出来上がっています。
電子書籍である以上は、一つのPDFに集約します。
今回であれば、284ページのPDFとなります。
今回は、ここまでとします。
見てきたとおり、電子書籍自体は簡単に作成できます。
ポイントは、道具を用意できるかどうかですね。