情報処理技術者試験のプロジェクトマネージャー（PM）資格取得を目指して勉強中です。
今回は、学習過程で理解したテストの種類と実施方法についてまとめてみました。
PMとして、適切なテスト戦略を立案し実行することは非常に重要だと感じています。
1. テストの種類
テストには様々な種類があることを学びました。主なものは以下の通りです。
開発工程による分類
- 単体テスト
- 結合テスト
- 総合テスト
- 受入テスト
種類による分類
- 機能テスト
- 性能テスト
- 負荷テスト
- 回復テスト
- 信頼性テスト
- UIテスト
- 回帰テスト（リグレッションテスト）
特に、回帰テストは修正箇所以外にも影響が出ていないかを確認する重要なテストだと理解しました。
効率的に行うには、テスト自動化ツールの活用が有効となりそうです。
2. テストケース設計技法
効果的なテストを行うためには、適切なテストケースの設計が重要だと学びました。
主な技法は以下の2つです。
ブラックボックステスト
- 外部仕様に基づいてテストを行う
- 同値分割、限界値分析、原因結果グラフ、エラー推測などの手法がある
ホワイトボックステスト
- 内部仕様に基づいてテストを行う
- 命令網羅、分岐網羅、条件網羅、複数条件網羅などの手法がある
これらの技法を適切に組み合わせることで、効果的なテストが可能になると理解しました。
3. テストの品質管理指標
テストの品質を管理するための指標についても学びました。
主な指標は以下の通りです。
- テスト密度 = テストケース数 ÷ プログラムの開発規模（標準値：100）
- バグ摘出率 = プログラムのバグ数 ÷ プログラムの開発規模（標準値：5）
これらの指標を用いて、テストの完了判断や品質の評価を行うことが重要だと理解しました。
まとめ
プロジェクトマネージャーとして、適切なテスト戦略を立案し実行することは、プロジェクトの成功に直結すると感じました。
テストの種類、テストケース設計技法、品質管理指標などの知識を活用することで、効果的かつ効率的なテストが可能になります。
今後の学習では、これらの知識を実際のシナリオに適用する練習を重ねていきたいと思います。
また、過去問題の分析を通じて、試験でどのような角度からテストについて問われるのかをさらに理解していく予定です。
