「そろそろGitHub Copilotを使ってみようかな・・・」
「PyCharmでGitHub Copilotを利用したい」
このような場合には、この記事の内容が参考になります。
この記事では、GitHub CopilotをPyCharmで利用する方法を解説しています。
本記事の内容
- PyCharmにおけるGitHub Copilotの利用
- GitHub Copilotのインストール
- GitHub Copilotの動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
PyCharmにおけるGitHub Copilotの利用
GitHub Copilotは、AI技術を活用したプログラミング支援ツールです。
2023年3月末には、GitHub Copilot Xが発表されています。
GitHub Copilot Xには、GPT-4が搭載されるということです。
そのことにより、ここ最近はGitHub Copilotへの注目度が増しています。
と言っても、まだGitHub Copilot Xは誰でも利用できる状況ではありません。
興味がある方は、Waitlistに登録しておくことをオススメします。
では、GitHub Copilotに話を戻しましょう。
念のために言っておくと、GitHub CopilotにはGPT-3.5が搭載されています。
そして、GitHub Copilotは契約さえすれば誰でも利用可能です。
個人利用の場合は、1ヶ月10ドルです。
安いと感じるか、高いと感じるかは各人の利用状況次第でしょうね。
とりあえず、30日間は無料で利用が可能です。
お試し期間ですね。
ただし、クレジットカードの登録が必要となります。
このGitHub Copilotについては、VSCodeでの利用例はよく目にします。
ただ、個人的にはPyCharmをメインで利用しています。
調べてみると、PyCharmでもGitHub Copilotは普通に使えます。
しかし、その利用方法は情報としてほぼありません。
備忘録の意味合いを兼ねて、そのための方法を以下で説明します。
以上、PyCharmにおけるGitHub Copilotの利用について説明しました。
次は、GitHub Copilotのインストールを説明します。
GitHub Copilotのインストール
GitHub Copilotの契約は既に済ませている前提とします。
契約については、以下のページで詳しく説明されています。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/513a2fe403a179cd13970f0e76bdc69e.png)
PyCharmへのGitHub Copilotのインストールは、以下の手順で行います。
- GitHub Copilotプラグインのインストール
- GitHubアカウント認証
GitHub Copilotプラグインのインストール
プラグインの画面を開きます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-69.png)
上記のバージョンの場合は、設定からプラグインの画面に行けます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-70.png)
プラグインの画面において、「Copilot」と入力します。
そうすると、次のように「GitHub Copilot」が表示されます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-71.png)
「インストール」ボタンをクリック。
次のような通知が表示されます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-72.png)
内容を確認して、「同意する」ボタンをクリック。
これでプラグインがインストールされます。
GitHubアカウント認証
プラグインがインストールされると、PyCharmの画面下部に次のようなポップアップが表示されます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-73.png)
GitHubにログインして認証を行う必要があるということです。
「Sign in to GitHub」リンクをクリックします。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-74.png)
Device codeが英数の8桁(4桁+4桁)で表示されています。
「Copy and Open」ボタンをクリック。
次のような画面がブラウザで開きます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-2.jpg)
コピーしたコードを貼り付けて、「Continue」ボタンをクリック。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-75.png)
認証を行う最終画面です。
「Authorize GitHub Copilot Plugin」ボタンをクリック。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-3.jpg)
この画面が確認できれば、認証は完了です。
これで、PyCharm上でGitHub Copilotが利用可能になっています。
その証拠に、PyCharmの画面上に次のようなポップアップが表示されます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-76.png)
以上、GitHub Copilotのインストールを説明しました。
次は、GitHub Copilotの動作確認を説明します。
GitHub Copilotの動作確認
PyCharmでGitHub Copilotが利用可能になれば、次のようなアイコンが確認できます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-77.png)
このアイコンをクリック。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-78.png)
「GitHub Copilot」の表示エリアが現れます。
次に、開発したいプログラムの内容をコメント入力します。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-79.png)
そうすると、次のようなポップアップが表示されます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-80.png)
このポップアップは、初回時だけ確認できます。
「了解」をクリックして閉じます。
この状態のまま、「Refresh」リンクをクリック。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-81.png)
処理中のようなメッセージが表示されます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-82.png)
しばらくすると、次のようにプログラム候補が何個か表示されます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-83.png)
気に入ったプログラムを選択します。
選択するには、「Accept solution」をクリック。
選択したコードが、入力されます。
# うるう年を計算する def is_leap_year(year): """うるう年かどうかを判定する うるう年の条件 1. 西暦年が4で割り切れる年はうるう年 2. ただし、100で割り切れる年はうるう年ではない 3. ただし、400で割り切れる年はうるう年 Args: year (int): 西暦年 Returns: bool: うるう年ならTrue、うるう年でないならFalse """ if year % 400 == 0: return True elif year % 100 == 0: return False elif year % 4 == 0: return True else: return False
上記関数を利用するコードを追加しましょう。
print(is_leap_year(2022)) print(is_leap_year(2023)) print(is_leap_year(2024)) print(is_leap_year(2025))
そして、コードを実行します。
その結果は、以下。
False False True False
2024年が、うるう年ということになります。
カレンダーを確認すると、確かに2024年はうるう年です。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/04/image-84.png)
以上、GitHub Copilotの動作確認を説明しました。