LayerDiffusionを用いると、透過画像を生成することが可能です。
このことにより、画像生成AIの活用がさらに広がるでしょう。
特に、ECサイトを運営している人には良い知らせがあります。
LayerDiffusionを用いると、商品を魅力的に見せる画像が簡単に作れるのです。
例えば、次のような透過の商品画像があるとします。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2024/03/output.png)
この画像を用いて、次のような合成画像を簡単に作成できます。
これ以上に高画質にすることは可能です。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2024/03/output_border_1000-4.jpg)
商品画像をアップロードして、プロンプトを入力するだけです。
画像編集ツールのAdobe IllustratorやGIMPを利用する必要がありません。
画像合成のスキルも不要です。
では、このような合成画像を生成する方法を説明します。
まずは、LayerDiffusionを使えるようにしましょう。
上記記事の内容に従えば、LayerDiffusionで透過画像を生成できるはずです。
そこまで行けば、あと少しと言えます。
From Foreground to Blending
現状、LayerDiffusionでは以下のMethodが利用可能となっています。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2024/03/image-10.jpg)
上記で説明した画像生成には、From Foreground to Blendingを利用することになります。
まず、Methodを選択して対象となる透過画像をアップロードします。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2024/03/image-11.jpg)
あとは、周囲の雰囲気を説明するプロンプトを入力するだけです。
ここでは、次のようなプロンプトを入力します。
Coastal sunset with the calm sea and beautiful sunset in the background, creating a romantic ambiance.
このプロンプトで生成した結果は、以下。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2024/03/output_border_1000-5.jpg)
画像サイズは、調整が必要になるかもしれません。
上手く表示するためには、透過画像と同じ縦横比率(もしくはサイズ)にすればよいでしょう。
作成したい画像が1024×1024の場合、透過画像も同じ比率(サイズ)のモノを用意するべきと言えます。
そうしておけば、特に調整することなく合成画像を生成できます。
正直、私は商品画像に関しては無知の素人です。
そんな素人でも、このような画像を簡単に作成できてしまいます。
もちろん、プロが見たらいろいろと粗はあるのでしょう。
しかし、AIの力によって平均レベルまでは到達しているのではないでしょうか?
今後、各方面でこのようなことが実現されていくと思います。
そうなってしまうと、平均レベルでお金を稼げなくなってしまいます。
AIには真似できないほどのスキルを身に付けるか?
それとも、各種AIを使いこなせるようになるか?
現在、我々はそのような岐路に立たされているように感じます。
LayerDiffusion以上の技術が、今後もどんどんと出てくる訳ですからね。