「Cコンパイラをインストールしたい」
「C++コンパイラをインストールしたい」
「WindowsにCMakeをインストールしたい」
このような場合には、この記事の内容が参考になります。
この記事では、WindowsにCMakeをインストールする方法を解説しています。
本記事の内容
- Windows版CMakeのダウンロード
- Windows版CMakeのインストール
- Windows版CMakeの動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
Windows版CMakeのダウンロード
Download | CMake
https://cmake.org/download/
上記ページへアクセスすると、次のような表示を確認できます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-21.png)
Windows向けには、コンパイル済みのバイナリが以下の2種類用意されています。
- MSIパッケージ
- ZIPファイル
ここでは、MSIパッケージを推奨します。
ZIPファイルの場合は、次のようなエラーが出て困ること間違いなしです。
CMake Error: Could not find CMAKE_ROOT !!! CMake has most likely not been installed correctly. Modules directory not found in
また、i386(32bit)とx64(64bit)に関しては、利用するマシンのCPUに依存します。
WindowsでどちらのCPUであるかを調べる方法を載せておきます。
コマンドプロント(PowerShellは不可)で、次のコマンドを実行します。
echo %PROCESSOR_ARCHITECTURE%
私のWindowsマシンで実行した結果は、以下。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-22.png)
AMD64は、64bitを表しています。
対応表を以下に載せておきます。
表示 | PROCESSOR_ARCHITECTURE | bit |
i386 | x86 | 32bit |
x64 | AMD64 | 64bit |
これでプラットフォームに関しては、問題なく選択できます。
各自の環境にあったモノを選択してください。
よって、今回は「Windows x64 Installer」を選択します。
該当するリンクをクリック。
ダウンロードは、すぐに終わります。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-23.png)
以上、Windows版CMakeのダウンロードを説明しました。
次は、Windows版CMakeのインストールを説明します。
Windows版CMakeのインストール
ダウンロードしたmsiファイルを起動します。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-24.png)
「Next」ボタンをクリック。
規約の確認画面です。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-25.png)
「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れて、「Next」ボタンをクリック。
パスの設定に関する画面です。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-26.png)
デフォルトでは、パスの設定は不要となっています。
しかし、次のように変更します。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-27.png)
この設定であれば、パスでトラブルが生じる可能性は低いです。
変更できたら、「Next」ボタンをクリック。
CMakeのインストール先の設定です。
基本的には、このままでよいでしょう。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-28.png)
「Next」ボタンをクリック。
最終確認画面です。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-29.png)
設定に問題なければ、「Install」ボタンをクリック。
CMakeのインストール処理が、始まります。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-31.png)
CMakeのインストールは、すぐに完了します。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-32.png)
「Finish」ボタンをクリックして、画面を閉じます。
以上、Windows版CMakeのインストールを説明しました。
次は、Windows版CMakeの動作確認を説明します。
Windows版CMakeの動作確認
コマンドプロンプトかPowerShellのどちらかを起動します。
そして、次のコマンドを実行しましょう。
cmake --version
コマンドプロンプト
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-33.png)
PowerShell
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-34.png)
この結果より、CMakeのパスが問題なく通っていることが確認できます。
これで、CMake自体の動作は確認できました。
あと、CMakeのGUIも起動できるようになっています。
GUIの起動には、次のコマンドを実行します。
cmake-gui
実行すると、次のような画面が表示されます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/06/image-35.png)
以上、Windows版CMakeの動作確認を説明しました。