「写真じゃないなんて信じられない」ほどの画像が生成できるICBINP

「写真じゃないなんて信じられない」ほどの画像が生成できるICBINP 画像生成

「写真じゃないなんて信じられない!と言われたい」
「写真のようにリアルな画像を生成したい」

このような場合には、ICBINPがオススメです。
この記事では、ICBINPについて解説しています。

本記事の内容

  • ICBINPとは?
  • ICBINPの利用方法
  • ICBINPの動作確認

それでは、上記に沿って解説していきます。

ICBINPとは?

ICBINPとは、写真のような画像の生成を目指しているマージモデルになります。
それを表すように、ICBINPは以下の略称となっています。

I Can't Believe It's Not Photography

各単語の頭文字を取って、ICBINPです。
個人的には、単刀直入で好きなネーミングと言えます。

2023年5月22日現在では、すでにバージョン7となります。
非常にハイペースでモデルの更新が実施されています。

マージモデルであるため、学習に時間がかかるということはないのでしょう。
そうだとしても、かなりのハイペースです。

それぐらいモデル開発者の熱意が高いモデルと言えます。
その熱意の結晶として、次の画像がデモ画像として公開されています。

思わず、「写真じゃないなんて信じられない!」と言ってしまいそうではありませんか?
それほど、これは写真に近い画像と言えます。

もちろん、人だけではなく風景画像も生成可能です。

風景も写真のレベルですね。

なお、モデルにVAEは焼き込まれています。
マージされているのは、「vae-ft-mse-840000-ema-pruned.ckpt」です。

以上、ICBINPについて説明しました。
次は、ICBINPの利用方法を説明します。

ICBINPの利用方法

ICBINPの公式ページ

ICBINP - "I Can't Believe It's Not Photography" - Mid 2024 | Stable Diffusion Checkpoint | Civitai
If you do like this work, consider buying me a coffee 🙂 Updated - Mid Year: Updated with a lora created from a frest dataset merged with ICBINP Fi...

AUTOMATIC1111版web UIでの利用を前提とします。

上記Civitaiの公式ページからダウンロードします。

ボタンをクリックすると、「icbinpICantBelieveIts_v7.safetensors」をダウンロードできます。
現時点におけるICBINPの最新バージョンは、V7となります。

ダウンロードしたファイルを指定のディレクトリ(models/Stable-diffusion)に設置します。
web UIの起動後、以下のようにcheckpointを選択できるようになっています。

あとは、プロンプトを入力して画像生成を行うだけです。
この際、Civitai上のサンプル画像やユーザー投稿などを参考にできます。

以上、ICBINPの利用方法を説明しました。
次は、ICBINPの動作確認を説明します。

ICBINPの動作確認

ICBINPの動作確認を行います。
まずは、上記で挙げたスーツの男性を生成してみましょう。

次のページのプロンプトを参考にします。
https://civitai.com/images/856065

生成したのが以下となります。

ハズレがありませんね。
女性についても、同じように写真のようになります。

人間以外も次のように描画できます。

以上、ICBINPの動作確認を説明しました。

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