「履歴書に貼る証明写真をタダで加工したい」
「画像編集スキルはないけれど、加工を自分で納得行くまで行いたい」
このような場合には、この記事の内容が参考になります。
この記事では、画像生成AIによる証明写真の加工について解説しています。
本記事の内容
- 証明写真の加工
- 画像生成AIによる証明写真の加工
それでは、上記に沿って解説していきます。
証明写真の加工
証明写真と言っても、様々な種類があります。
ここでは、履歴書に貼る証明写真を対象にしています。
知っていましたか?
履歴書の証明写真は加工OKということを。
証明写真の加工は、就活や転職活動を少しでも有利に進めるために有効な手段とされています。
そして、それをビジネスとして展開している企業も存在しています。
また、証明写真の加工アプリも探せばたくさん出てきます。
それらを利用するのも一つの手でしょう。
しかし、アプリに自分の写真をUPするのは怖いと思いませんか?
自分の証明写真が、知らない間にサーバーへUPされているかもしれません。
あと、カメラ屋や写真屋に加工を依頼するのも時間とお金の無駄になりかねません。
大手のサービスは、次のような価格と内容になっています。
https://www.kitamura-print.com/photo_id/retouch/
最も高いプランを6000円で依頼して、納得すれば何も問題はありません。
しかし、どこかに納得できない箇所があれば、精神衛生上はよろしくないです。
それなら、自分で納得行くまでやった方が悔いも残りません。
Stable Diffusionを利用できる環境があるなら、是非とも自分で証明写真の加工を試してみてください。
その方法を以下で説明します。
以上、証明写真の加工を説明しました。
次は、画像生成AIによる証明写真の加工を説明します。
画像生成AIによる証明写真の加工
まずは、写真を用意します。
サイズは、縦600px(ピクセル) × 横450px(ピクセル)となります。
これは、50代半ばの山田(仮名)さんの写真です。
この写真が履歴書に貼ってある場合、どう感じますか?
冴えないサラリーマンだなと思いませんか?
そのように思われたら、その時点でゲームオーバーです。
そうならないように加工したのが、次の写真となります。
加工前より仕事ができそうに見えませんか?
詳しい加工方法は、次の記事で説明しています。
上記記事内におけるAI美女の画像を、山田さんの画像と置き換えただけです。
用いたプロンプトは、以下。
A professional photograph of an older gentleman with black hair, displaying a serious expression. He is wearing a taupe-colored suit jacket with a white shirt and a dark navy tie with small white dot details. The background is a solid light blue.
若く見えるように、髪の色を黒くなるように指定済み。
あと、ネガティブプロンプトには「beard」を入力しています。
これで、ヒゲのそり残しが消えるようになっています。
肌に関しては、AIを経由する時点で自然に綺麗になります。
美白までは行きませんが、シミや余計な皺などは勝手に消えます。
また、次のように各所の色を変更することが可能です。
応募先の企業の雰囲気に合わせて、ネクタイやスーツの色を変えるのもアリかもしれません。
なお、山田さんは実在する人物ではありません。
フリー素材でしがないサラリーマンの写真は、なかなか存在していません。
そのため、DALL-E 3を使って生成しています。
DALL-E 3については、次の記事で説明しています。
AIが生成する人物は、デフォルトでみんな肌が綺麗です。
よって、意図的に「肌が汚い」と入れる必要があります。
それにしても、山田さんレベルを簡単にAIで生成できるようになっていることに驚きです。
もう素材を探す時代ではなく、自分で作る時代なんですよね。
以上、画像生成AIによる証明写真の加工を説明しました。