【Animagine XL 3.0】絵柄LoRA不要のテクニック

【Animagine XL 3.0】絵柄LoRA不要のテクニック 画像生成

Animagine XL 3.0は、SDXLにおいて最高のアニメモデルとなることを目指しています。

公式ページでその主張を見たとき、「まあ、頑張って」ぐらいの感想でした。
しかし、触れば触るほどAnimagine XL 3.0の性能の高さを感じます。

普通に利用しても、かなり良い画像を生成してくれます。
ただ、プロンプトを意識するとさらに画像生成の幅を広げてくれます。

年代タグは、そのための一つの手段になります。

そして、今回紹介するシリーズタグも画像生成の世界をさらに拡大してくれるはずです。
なお、今では「これは、最高のモデルになるかも」という感想に変わっています。

Animagine XL 3.0によるキャラ画像生成

Animagine XL 3.0は、LoRAを使わずにプロンプトだけで有名なキャラの画像を生成できます。
例えば、次のようなプロンプトです。

1girl, c.c., code geass, masterpiece, best quality

ただ、これで生成された画像は著作権上アウトになる可能性が多いにあります。
個人的には、そんな危険なことをプロンプトだけでできることに懸念を持っていました。

そもそも、Animagine XL 3.0は非常に表現力な豊かなアニメモデルです。
そのため、有名キャラの作成を取り立ててアピールする必要もないと言えます。

しかし、プロンプトだけでキャラ画像を生成できることが公式でアピールされています。
それが、手っ取り早くモデルの性能をアピールできることなのかもしれません。

Animagine XL 3.0における絵柄指定

絵柄は、画風や作風などと表現することがあります。
そして、これらは著作権法による対象ではありません。

類似するキャラクターの画像を生成したら、著作権上はNGになり得ます。
しかし、絵柄を真似ただけの画像であれば、著作権上は問題ありません。

まあ、この辺の話は他人(私を含め)の言うことを鵜吞みにしないでください。
自分で納得行くまで調べることをオススメします。

ここからが、本題になります。
Animagine XL 3.0においては、絵柄を指定することが可能です。

プロンプトのガイドにおける、次の部分に注目してください。

「From what series」の部分です。
ここで絵柄を指定することができます。

もちろん、その場合はキャラクター名を設定しません。
類似キャラは作りたくありませんからね。

ただし、そのとき「General tag」は詳細に入力する必要があります。
プロンプトを考えるのが面倒な場合は、Describeを利用しましょう。

Describeを利用すると、次のように長いプロンプトを作ってくれます。
画像は、chichi-puiから拝借しています。

あとは、次のように絵柄を指定したプロンプトに変更します。

1girl, girl, code geass, long, 省略, masterpiece, best quality

このプロンプトで生成した結果は、次のようになります。

目に特徴がありますね。
目に特徴があると言えば、「oshi no ko」でしょうか。

こんな感じで絵柄を変えて、画像を作成することができます。

利用可能なシリーズタグの一覧は、次の記事で紹介しています。

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