「AIグラビア・AI美女を簡単に生成したい」
「量産型であるAI顔の画像は作りたくない」
「BRAV5をよく使っている」
このような場合には、BRAV6がオススメです。
この記事ではBRAV6について解説しています。
本記事の内容
- BRAV6とは？
- BRAV6の利用方法
- BRAV6の動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
BRAV6とは？
BRAV6が、2023年7月7日にリリースされました。
BRAV6とは、BRAのバージョン6（V6）です。
BRAは、Beautiful Realistic Asiansの略称になります。
BRAV6を使うと、次のような美女（AI美女）の画像を簡単に生成できます。
サンプルは、モデル開発者のTwitterから確認できます。
https://twitter.com/PleaseBanKai
このBRAシリーズは、今ではかなり有名なモデルになっています。
BRAV4の頃から追っている身としては、嬉しい限りです。
ただ、2023年7月18日以降はどうなっていくのでしょうかね？
SDXL 1.0がリリースされると、画像生成AIの世界は別次元に行きそうです。
次のBRAV7は、SDXL 1.0ベースで生成されるかなどが気になります。
そのあたりを追いたい方は、モデル開発者をサポートするのもありでしょうね。
https://ko-fi.com/bankaiplease
なお、まだCivitai上ではモデルを確認できません。
今後UPされるのかもしれませんけどね。
以上、BRAV6について解説しました。
次は、BRAV6の利用方法を説明します。
BRAV6の利用方法
BRAV6の利用方法を説明します。
AUTOMATIC1111版web UIでの利用を前提とします。
Hugging Faceから、モデルをダウンロードできます。
具体的には、上記ページの「download」リンクをクリックします。
「Brav6.safetensors」をダウンロードできます。
ダウンロードできたら、これを指定のディレクトリ（models/Stable-diffusion）に保存します。
設置できたらweb UIを起動します。
このようにcheckpointを選択できるようになっていればOK。
以上、BRAV6の利用方法を説明しました。
次は、BRAV6の動作確認を説明します。
BRAV6の動作確認
BRAV6の動作確認を行います。
プロンプトで参考になる公開情報は、まだほとんどありません。
そのため、BRAV5の動作確認で用いたプロンプトを用います。
(Best quality, 8k, 32k, Masterpiece, UHD:1.2),Photo of Pretty Japanese woman
このプロンプトを用いて、次のような画像がすぐに生成できました。
素晴らしい出来ですね。
ただ、プロンプトで指定しない限り基本的にはNSFWの画像になってしまいます。
そう言えば、BRAV6はNSFW版になるとモデル開発者は記載していましたね。
その方針通りなのかどうかはわかりませんが、デフォルトではNSFWコンテンツになりがちです。
あと、BRAV5のときと同様にLowRAを用いてみましょう。
<lora:lowra_v10:0.6>
同じSEEDでプロンプトに上記だけ追加した結果は、以下。
LowRAによる重厚感を感じることができますね。
しかし、ノーマルなプロンプトだとどうしても個性を感じません。
つまり、量産型に見えてしまうのです。
やはり、プロンプトに工夫を加えた方がよいのでしょう。
このような場合は、以下の記事が参考になります。
今回は、ChatGPTプラグインであるPhotorealisticを用います。
次の内容をPhotorealisticにプロンプトとして、出力してもらいましょう。
「25歳前後の綺麗な日本人女性」
結果は、次のように表示されます。
「1」の方を用いて生成した画像は、以下。
どうでしょうか？
AIで生成した画像だと見抜けますか？
よく見る量産型の顔ではないので、なかなか難易度が高いと思います。
BRAV6に複雑なプロンプトが加われば、量産型のAI顔とはサヨナラできそうです。
追記 2023年7月15日
BRAV6を用いてアニメーションを生成できるようになりました。
以上、BRAV6の動作確認を説明しました。
