現在、情報処理技術者試験のプロジェクトマネージャー(PM)資格取得を目指しています。
この記事では、学習過程で理解したPMBOK(Project Management Body of Knowledge)と JIS Q 21500 の基礎についてまとめます。
1. PMBOKとJIS Q 21500の概要
学習を進める中で、これら2つの標準が重要だと分かりました。
- PMBOK: 米国プロジェクトマネジメント協会(PMI)が策定した知識体系
- JIS Q 21500: 国際標準ISO 21500の日本版
2. PMBOKの基本構造
PMBOKは以下の構成になっています。
- 10の知識エリア
- 47のプロセス(第6版の場合)
特に、10の知識エリアは覚えておく必要があります。
- プロジェクト統合管理
- プロジェクトスコープ管理
- プロジェクトスケジュール管理
- プロジェクトコスト管理
- プロジェクト品質管理
- プロジェクト資源管理
- プロジェクトコミュニケーション管理
- プロジェクトリスク管理
- プロジェクト調達管理
- プロジェクトステークホルダー管理
3. PMBOK第7版の12の原則
最新のPMBOK第7版では、12の原則が提示されています。これらは今後の試験でも重要です。
- スチュワードシップを実践する
- チーム環境を作る
- ステークホルダーを効果的に巻き込む
- 価値を生み出すことに集中する
- システム思考でアプローチする
- モチベーションを引き出すリーダーシップを発揮する
- コミュニケーションをカスタマイズする
- リスクに対処する
- 変化に適応し、レジリエンスを構築する
- 成果物を提供する
- 複雑性に対処する
- 機会を活用する
4. JIS Q 21500の特徴
JIS Q 21500は国際標準を基にしているため、グローバルな視点でプロジェクトマネジメントを学ぶのに役立ちます。
PMBOKと比較しながら学習を進めています。
5. 試験対策のポイント
学習を進める中で、以下のポイントが重要だと感じています。
- 午前試験ではJIS Q 21500からの出題が多いです
- 午後試験ではPMBOKの知識を応用する問題が中心です
- 実際のプロジェクト事例を分析する練習が有効です
6. 今後の学習計画
以下の順序で学習を進めていく予定です。
- PMBOK第6版の全体像把握
- JIS Q 21500の概要理解
- PMBOK第7版の12原則の学習
- アジャイル開発手法の基礎知識習得
- 過去問題による演習
まとめ
プロジェクトマネージャー資格の取得は簡単ではありません。
しかし、PMBOKとJIS Q 21500の学習を通じて、プロジェクトマネジメントの本質を理解できると感じています。