現在、IPAのプロジェクトマネージャー資格取得を目指して勉強中です。
今回は、スケジュール管理に関する重要な概念をまとめてみました。
特に、CPM(クリティカルパス法)、PERT(プログラム評価・レビュー技法)、クリティカルチェーン法の3つの技法に注目し、それぞれの特徴や違いを整理しています。
スケジュール管理技法
- CPM クリティカルパスを特定し、スケジュールの柔軟性を判定
- PERT 3点見積もりを使用し、リスクを考慮したスケジュール作成もりの不確実性
- クリティカルチェーン法 資源の制約を考慮し、バッファーを活用
クリティカルパスについて
クリティカルパスは、プロジェクト全体の所要期間を決定する最長の作業経路です。
以下の図は、簡単なプロジェクトネットワーク図の例です。
この図では、太字の矢印がクリティカルパスを示しています。
クリティカルパス上のタスクに遅延が生じると、プロジェクト全体の期間に影響を与えてしまいます。
そのため、特に注意が必要です。
各技法の特徴と試験対策のポイント
CPM(クリティカルパス法)
- フォワードパスとバックワードパスの計算方法を理解する
- トータルフロートとフリーフロートの違いを把握する
- クリティカルパスの特定方法を学ぶ
PERT(プログラム評価・レビュー技法)
- 3点見積もり(最悪値、最頻値、最良値)の概念を理解する
- 期待値の計算方法を覚える:(最悪値 + 4×最頻値 + 最良値) ÷ 6
- CPMとの違いを明確に説明できるようにする
クリティカルチェーン法
- 資源の制約を考慮することの重要性を理解する
- プロジェクトバッファーと合流バッファーの概念を把握する
- TOC(制約理論)との関連性を学ぶ
まとめと今後の学習計画
これらのスケジュール管理技法は、それぞれ異なる特徴と適用場面があります。試験では、各技法の特徴を理解し、適切な状況で使用できることが求められると予想されます。
今後の学習では、以下の点に注力したいと考えています。
- 各技法の計算方法をより詳細に学び、演習問題を解く
- 実際のプロジェクト事例を用いて、適切な技法の選択方法を練習する
- スケジュール管理と他の知識エリア(例:リスク管理、資源管理)との関連性を理解する
プロジェクトマネージャー試験の勉強は簡単ではありません。しかし、これらの概念をしっかり理解することで、実務でも役立つ知識を身につけられると信じています。