noteの手数料が高い→WordPressのブログで有料記事実現

noteの手数料が高い→WordPressのブログで有料記事実現 社会

「有料記事をやってみたい」
「noteをやっているけど、手数料が高すぎる」
「codocは面白そうだけど、手数料が高すぎる」

このように思っていませんか?
正直なところ、私は思っています。

そして、これがまた手数料が高すぎです。
詳細は、下記で説明します。

この記事は、有料記事に興味がある方が対象です。
また、前提として、WordPressでブログをすでに公開していることとします。

そのため、この記事では「WordPressでブログを始めること」と「noteを始めること」を比較はしません。
すでにこの記事の読者は、それぞれの特徴を把握しているという前提です。

では、この記事を読んで得られるメリットについて説明します。
得られるメリットは、「noteより安い手数料で有料記事を販売できる」ことを理解できることです。

本記事の内容

  • noteの手数料が高い
  • WordPressのブログで有料記事実現
  • 解決すべき課題

この記事を書いている私は、まだまだブログの初心者です。
でも、エンジニアとして数多くのシステムを開発してきた経験があります。
WordPressに関してもカスタマイズを何度も経験しています。

そのような経験に基づいて、noteに近いことをWordPressで実現する方法を調べました。
その結果を以下で説明していきます。

noteの手数料が高い

noteサイトトップ

まずは、noteではなぜダメなのかを説明します。
答えは一つです。

手数料が高すぎます。

正直、よくこんな手数料でnoteを利用しているものだと思います。
必要経費だと割り切っているのでしょうが、高すぎです。

どれくらい高いのか見てみましょう。
noteでは、売上金額から次の費用が引かれます。

  • 決済手数料
  • プラットフォーム利用料
  • 振込手数料(振込1回につき270円)

決済手数料

決済方法により、計算方法が異なります。
販売者ではなく、購読者の決済方法であるということに注意してください。

  • クレジットカード決済
  • 携帯キャリア決済

クレジットカード決済

決済手数料=売上金額×5%

携帯キャリア決済

決済手数料=売上金額×15%

プラットフォーム利用料

商品の種類により、計算方法が異なります。

  • 有料記事、有料マガジン、サポート、サークル
  • 定期購読マガジン

有料記事、有料マガジン、サポート、サークル

プラットフォーム利用料=(売上金額-決済手数料)×10%

定期購読マガジン

プラットフォーム利用料=(売上金額-決済手数料)×20%

計算例

有料記事の売上金額100,000円が、すべてクレジットカード決済の場合

決済手数料=100,000円×5%=5,000円
プラットフォーム利用料=(100,000円-5,000円)×10%=9,500円

入金金額= 100,000円-5,000円-9,500円-270円=85,230円

上記の例なら、手数料は14.77%となります。
エグイですね。

以上より、noteの手数料がいかに高いのかがわかったと思います。

WordPressのブログで有料記事実現

プラグインを組み合わせれば、有料記事はWordPressで実現できます。

会員サイト用のプラグイン

  • WP-Members Membership Plugin
  • Simple Membership
  • Memberful WP
  • WP Private Content Plus
  • Ultimate Member

他に探せば、まだまだあると思います。
これらを利用して、有料会員のみに記事を見せるようにすれば、有料記事は完成です。

決済用のプラグイン

  • WP Simple Pay Lite
  • Stripe Payments

両方ともStripeを利用しており、手数料は3.6%です。
格安ですね。

これらを利用して、記事毎に決済することが可能です。
購入者のみに情報(販売コンテンツのURLや解除パスワード)を表示(送信)するパターンです。
この形で有料記事を実現しているサイトも存在しています。

codoc

codocサイトトップ

codoc

noteの対抗馬みたいな感じで言われることもありますね。
WordPressのプラグインという形で利用するようです。
詳細はサイト上で確認してください。

仕組み的には、面白いです。
でも、個人的にはナシです。
手数料が15%とnote並みに高いです。

解決すべき課題

「WordPressのブログで有料記事が可能である」ということを説明してきました。
でも、イマイチなのです。
課題があるのです。

会員サイト用のプラグイン

そもそも、会員登録を求める時点で負けです。
会員登録をユーザがしてくれることを期待する時点でアウト。

有名なブロガーのブログにおいてなら、どうでしょう?
わざわざユーザ登録して、購入しますか?

難しいですよね。
無名ブログなら、絶対に会員登録なんてしてもらえないでしょう。

決済用のプラグイン

会員登録なしで購入可能です。
しかし、この方式には致命的な欠点があるのです。

セキュリティに穴があるのです。
購入後に購入者へ送信される情報は、固定(共通)情報です。

コンテンツのURL、解除用のパスワードなどが固定なのです。
これらの情報が流出した場合、購入者以外でも有料記事を見ることができてしまいます。

codoc

codocの手数料15%が、課題です。
手数料が5%付近まで下がれば、使う価値はあります。

仕組み的には、かなり良いと思います。
noteに15%近くの手数料を払っている人には、選択肢としてはありでしょう。

まとめ

「noteより安い手数料で有料記事を販売できる」
これに関して説明してきました。

ただ、課題が残ります。
しかも、その課題が無視できないものです。

ここで課題をまとめます。

  • 会員サイトにした場合に会員登録してもらえない(無名ブログでは無理ゲー)
  • 都度決済の場合にセキュリティを確保できない(URLがわかれば、誰でも見えてしまう)
  • codocは良いサービスであるが、手数料が高すぎる

セキュリティは仕方がないと諦めて、強行するのもありです。
有名ブロガーであるマナブ氏は、甘いセキュリティを受け入れて有料記事を販売しています。

どこで妥協するかとも言えますね。
ただ、WordPressでもセキュリティを確保して、有料記事を販売できるという可能性があります。

もちろん、3.6%の手数料が条件です。
検証が完了したら、記事にして公開したいと思います。

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