人工知能の進化は私たちの働き方に革命をもたらしています。
『ChatGPT最強の仕事術』がその波に乗っているかはレビューが物語るところです。
本記事ではChatGPTの分析力を利用し、実際のユーザーレビューからこの本の真の影響力を探ります。
さあ、AIの目を通して、読者の生の声に耳を傾けてみましょう。
本記事の内容
- ChatGPTによる本の評価
- 「ChatGPT最強の仕事術」のChatGPTによる分析
それでは、上記に沿って解説していきます。
ChatGPTによる本の評価
Amazonで本を購入する際、悩みませんか?
私は、非常に悩みます。
例えば、「ChatGPT」で検索すると次のような検索結果となります。
「ChatGPT」が、流行りのキーワードであることは事実です。
それにしても多過ぎですよね。
そんな場合は、次のチェックを入れます。
ただ、非ログイン時にこのチェックボックスは存在していません。
チェックを入れれば、一気に検索結果が減ります。
このチェックにより、個人出版などが除外されると言われていますね。
しかし、本当のところはわかりません。
それでも、5000件の結果があるわけです。
そんな中から、購入する価値のある本を探すのは大変な作業になります。
今までは、レビューを読んでその判断をしていました。
レビューがサクラかどうかも判断しながら、そこそこ時間をかけていました。
でも、もうそんなことは終わりにしましょう。
「ChatGPT」に判断させればいいのです。
そのためには、レビューのデータを集める必要があります。
例えば、「ChatGPT最強の仕事術」であれば47件のレビューが投稿されています。
(※2023年11月05日時点)
このレビューのデータを集めるには、いろいろな方法があります。
それこそ、ChatGPTに聞いてみるとたくさん出てきます。
とりあえず、ここではその47件のレビューデータ(jsonが便利)を用意できた状態で話を進めます。
必要な項目としては、以下があれば十分でしょう。
- レビューの評価(星の数)
- レビューのタイトル
- レビューの本文
- レビューの日付
- レビュアーの名前
そのデータをChatGPTに渡せば、あとはChatGPTが分析してくれます。
データを渡すには、「Advanced Data Analysis」(以前はCode Interpreter)でjsonファイルをアップロードします。
そして、プロンプトを入力するだけです。
その際に入力するプロンプトには、次のようなプロンプトを利用します。
あなたは、データ分析に長けた批評家です。 既に収集されたレビュー一覧から、対象の本の総合的な評価を分析し、統計的な分析と主要な引用を含む明確で簡潔なレポート形式で要約してください。 レビューの感情的なトーンや個々の意見よりも、データに基づいた分析を重視し、読者が最も価値を見出したポイントや本に対する一般的な感想のトレンドを示すグラフや図表を含めることができれば、それを追加してください。
あなたは、データを分析し、客観的な要約を作成するのが得意な批評家です。 既に収集された本のレビュー一覧から、その本のプラス面とマイナス面を、具体的な例や引用を用いてリスト形式で明確に要約してください。 レビューのトレンドや特に注目されているポイントを強調し、視覚的な比較が可能な図表を含めることを検討してください。
これらのプロンプトは、チートで導き出しています。
以上、ChatGPTによる本の評価について説明しました。
次は、「ChatGPT最強の仕事術」のChatGPTによる分析を説明します。
「ChatGPT最強の仕事術」のChatGPTによる分析
実際にChatGPTを使って、「ChatGPT最強の仕事術」の評価を行います。
まずは、一つ目のプロンプトを利用しましょう、
この入力に対して、次のように長い結果が戻ってきます。
メチャクチャ本格的な分析となっています。
3つほどグラフが出ていますが、次のグラフが興味深かったです。
このグラフは、レビューの日付と評価の関係を時系列でプロットしたモノになります。
詳細な結果は、ここでは省きます。
そして、ChatGPTが導き出した結果は以下です。
- 本は平均して非常に高い評価を受けています(平均評価約 4.77)。 - 評価は時間の経過とともに一貫して高く、評価の分布は5星が圧倒的多数を占めています。 - レビューの本文から得られる情報は限られており、「本書はYouTube」というフレーズが2回以上出現しています。 - レビューの本文の長さと評価との間にはわずかな正の相関がありますが、本文の長さが評価に大きな影響を与えているわけではありません。
良い面ばかりが記載されています。
まあ、それだけ良い本という評価なのでしょう。
しかし、個人的にはマイナス面も知りたいです。
そこでもう一つのプロンプトを入力します。
あなたは、データを分析し、客観的な要約を作成するのが得意な批評家です。
既に収集された本のレビュー一覧から、その本のプラス面とマイナス面を、具体的な例や引用を用いてリスト形式で明確に要約してください。
レビューのトレンドや特に注目されているポイントを強調し、視覚的な比較が可能な図表を含めることを検討してください。
これに対しては、まずは定義から説明してくれています。
最終的な評価は以下。
プラス面
- 実例の豊富さ: 読者は、本に含まれる事例が多く、理解しやすいと感じています。 - 具体的な解説: 本のツールの使い方を具体的に説明している点が高く評価されています。 - 実用性: 読者は自身の業務に直ちに応用できる内容であることを評価しています。
マイナス面
- 情報の旧式化: ChatGPTのバージョンアップに本の内容が追いついていないとの指摘があります。 - 物理的な品質: 本の物理的な状態に関する不満が示されています(商品の配送や扱いに関連する可能性があります)。
総合的なトレンドと注目ポイント
- 高評価が圧倒的多数を占めており、読者からの信頼を獲得していることがわかります。 - レビューの内容からは、本の実践的なアプローチと具体的なガイダンスが最も評価されている点が強調されています。 - 物理的な品質の問題は出版社や販売者による配送の問題である可能性が高く、本の内容そのものの評価とは異なる側面を示しています。
もちろん、この結果を完全に信用しようとは思いません。
しかし、47件のレビュー全部を自分で読むよりは圧倒的に時短です。
それに、新たな視点をChatGPTは付与してくれています。
グラフもあり、特に難しいこともありません。
以上、「ChatGPT最強の仕事術」のChatGPTによる分析を説明しました。