「テキストや画像から3Dモデルを生成したい」
「インストールが面倒なツールやソフトは使いたくない・・・」
このような場合には、Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelがオススメです。
この記事では、Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelについて解説しています。
本記事の内容
- Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelとは?
- Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelのインストール
- Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelの動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelとは?
Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Model(以下Txt/Img To 3D拡張と呼ぶ)とは、AUTOMATIC1111版web UIのエクステンションです。
Txt/Img To 3D拡張を用いると、テキスト・画像から3Dモデルを生成できます。
Txt/Img To 3D拡張は、OpenAIのShap-Eをベースにしています。
web UIの拡張機能であるため、Shap-Eの敷居が一気に下がっています。
インストールは、他の拡張機能と同じようにできます。
機能的には、Shap-Eと同じように以下のモードで3Dモデルの生成が可能です。
- txt
- img
「txt」モードでは、テキストから3Dモデルを生成できます。
「img」モードでは、3Dのような画像から3Dモデルを生成できます。
コーギーの3D風画像をアップロードしています。
なお、このモードの場合にプロンプトは無視されます。
以上、Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelについて説明しました。
次は、Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelのインストールを説明します。
Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelのインストール
Txt/Img To 3D拡張のインストールを説明します。
その前提として、AUTOMATIC1111版web UIのインストールは必須です。
まず、「Extensions」タブをクリック。
そして、「Extensions」内の「Install from URL」タブを開きます。
「URL for extension’s git repository」に次のURLを入力します。
https://github.com/jtydhr88/sd-webui-txt-img-to-3d-model.git
入力できたら、「Install」ボタンをクリック。
処理が完了したら、「Extensions」内の「Installed」タブをクリック。
sd-webui-txt-img-to-3d-modelがインストールされていることを確認できます。
確認できたら、「Apply and restart UI」ボタンをクリック。
web UIが再表示されれば、次のようにタブが増えていることを確認できます。
これで、Txt/Img To 3D拡張のインストールは完了です。
以上、Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelのインストールを説明しました。
次は、Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelの動作確認を説明します。
Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelの動作確認
Txt/Img To 3D拡張の動作確認を行います。
モデルに関しては、自動的にダウンロードされます。
そのため、自分でモデルをダウンロードする必要はありません。
ただし、GUI上ではその状況がわかりません。
コンソールを見れば、次のようにダウンロードされている状況を確認できます。
まずは、「Txt/Img to 3D Model」タブを開きます。
今回は、「txt」モードを試します。
プロンプトは、シンプルに。
他の設定値は、デフォルトのままとします。
問題なければ、「送信」ボタンをクリック。
検証したマシン(GPU 24GB)では、40秒ほどで次のように表示されます。
以上、Stable Diffusion WebUI Txt/Img To 3D Modelの動作確認を説明しました。