「Windows 11で仮想環境を利用したい」
「VirtualBoxのインストールに失敗してしまう・・・」
このような場合には、この記事の内容が参考になります。
この記事では、Windows 11にVirtualBoxをインストールする方法を解説しています。
本記事の内容
- Windows 11に対応したVirtualBoxのダウンロード
- Windows 11へのVirtualBoxのインストール
- 以前にVirtualBoxをインストールしたときとの違い
それでは、上記に沿って解説していきます。
Windows 11に対応したVirtualBoxのダウンロード
2022年10月17日時点での最新バージョンは、7.0.0です。
バージョン7.0.0は、2022年10月10日に公開されています。
6系から7系へのメジャーバージョンアップは、4年ぶりとのことです。
Downloads – Oracle VM VirtualBox
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
上記ダウンロードページにアクセスすると、メインで7.0.0が表示されています。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-115.png)
本来なら、新しいモノを試していくことの方が有意義です。
しかし、VirtualBoxは機能性よりも安定性が求められるソフトウェアだと思います。
そのため、最も安定しているであろうとバージョンをダウンロードします。
過去バージョンのダウンロードは、以下のページより可能です。
https://www.virtualbox.org/wiki/Download_Old_Builds_6_1
現在では、以下のバージョンがWindows 11で最も安定していることになります。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-116.png)
したがって、6.1.40をダウンロードします。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-117.png)
なお、Windows 11ではVirtualBox 6.1.28以降を利用すべきです。
詳細は、次の記事で解説されています。
「Windows 11」と「Oracle VM VirtualBox」の互換性問題は解決/「VirtualBox 6.1.28」以降の利用を
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1394953.html
以上、Windows 11に対応したVirtualBoxのダウンロードを説明します。
次は、Windows 11へのVirtualBoxのインストールを説明します。
Windows 11へのVirtualBoxのインストール
ダウンロードしたファイルを実行します。
ただし、ここで非常に重要な注意点があります。
必ず「管理者として実行」してください。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/bd8b77d2b2fc39ca00975e0a9793a569.jpg)
「管理者として実行」しない限り、私の次の環境ではインストールに成功しませんでした。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-118.png)
エラーの場合には、次の画面が表示されていました。
この画面を見たら、インストールに失敗していると考えた方がよいでしょう。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-119.png)
では、本筋のインストールを実施していきましょう。
「管理者として実行」したら、次の画面を確認できるはずです。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-120.png)
「Next」ボタンをクリック。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-121.png)
デフォルトで問題ありません。
「Next」ボタンをクリック。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-122.png)
ショートカットを作成するか、スタートメニューに含めるかなどを選択します。
特にこだわりがなければ、デフォルトで進めましょう。
「Next」ボタンをクリック。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-123.png)
警告してくれています。
VirtualBoxのインストール最中に、ネットワーク接続が切断するということです。
問題ある方は、処理を完了させておきましょう。
問題ないなら、「Yes」ボタンをクリック。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-124.png)
インストールの最終確認画面です。
今までの設定に問題なければ、「Install」ボタンをクリック。
数秒間だけ、ステータスを表示する画面が表示されました。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-125.png)
そして、すぐに処理が終わって次の画面が表示されました。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-126.png)
VirtualBoxのインストールが完了ということです。
ただ、以前にVirtualBoxをインストールしたときは動作が異なりました。
そのことについては、後述しています。
とりあえず、「Finish」ボタンをクリックしましょう。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-127.png)
この画面が確認できれば、VirtualBoxのインストールは成功と言えます。
以上、Windows 11へのVirtualBoxのインストールを説明しました。
最後は、以前にVirtualBoxをインストールしたときとの違いを説明します。
以前にVirtualBoxをインストールしたときとの違い
以前とは、Windows 10にVirtualBox 6.0.24をインストールした場合のことです。
その場合の詳細は、次の記事に記載されています。
異なるのは、次のインストール確認画面が表示されないということです。
以前は、この確認画面が全部で3つ出ました。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2022/10/image-128.png)
この違いが、気持ち悪いですね。
一瞬ですけど、表示して消える画面のようなモノを確認はできています。
それが、この3つの確認の代わりなのかもしれません。
確認する形式から、自動的にインストールする形式になった可能性も否定できません。
しかし、実際のところは判断が難しいです。
- Windows 10とWindows 11の違い?
- VirtualBox 6.0系とVirtualBox 6.1系の違い?
- PC環境(デバイス)の違い?
上記のように、いろいろな可能性を考えることができます。
なんだかんだ言っても、今のところはWindows 11でVirtualBox 6.1.40は問題なく動いています。
問題がないうちは、これ以上の深追いはしません。