「SDXLで高品質・高解像度のアニメ調の画像を生成したい」
「NSFWのアニメコンテンツをSDXLベースで生成したい」
このような場合には、Osorubeshi alpha XLがオススメです。
この記事では、Osorubeshi alpha XLについて解説しています。
本記事の内容
- Osorubeshi alpha XLとは?
- Osorubeshi alpha XLの利用方法
- Osorubeshi alpha XLの動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
Osorubeshi alpha XLとは?
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/7f94a4102e9bf56bb948446963f92a9c.jpeg)
Osorubeshi alpha XLとは、SDXL 1.0ベースのファインチューニングモデルです。
モデル名に「alpha」とあるように、まだまだ未完成のモデルになります。
実際、モデルの開発者自身も「Prototype」と主張しています。
でも、比較的まともな画像が生成されるとも述べています。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/08/00315-2484321539-anime-1girl-upper-bodyextreme-detailed-steampunk-colorful-detailed-masterpiece-best-quality.jpg)
確かに、デモ画像を見ると悪くありません。
現時点では、他のアニメ系モデルよりも破綻は少ないように感じます。
あと、NSFWコンテンツの生成も得意なモデルのようです。
そのような画像が、Civitaiの公式ページで掲載されています。
以上、Osorubeshi alpha XLについて解説しています。
次は、Osorubeshi alpha XLの利用方法を説明します。
Osorubeshi alpha XLの利用方法
Osorubeshi alpha XLの利用方法を説明します。
この記事では、AUTOMATIC1111版web UIでの利用を前提とします。
ただし、web UIのバージョンには要注意です。
最新版をインストールすれば、問題はありません。
詳しくは、以下の記事で説明しています。
では、モデルをダウンロードしましょう。
モデルは、Civitaiの公式ページからダウンロードします。
現時点では、v0.2が最新となっています。
(※その時点での最新をダウンロードしましょう)
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/08/image.png)
「alpha」の中でも、刻んでくる感じですね。
それだけモデルを頻繁に改良するという意欲を表しているのかもしれません。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/08/image-1.png)
「Download」ボタンをクリックすると、「osorubeshiAlphaXL_v02.safetensors」をダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルを指定のディレクトリ(models/Stable-diffusion)に設置します。
web UIの起動後、以下のようにcheckpointを選択できるようになっています。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/08/image-2.png)
以上、Osorubeshi alpha XLの利用方法を説明しました。
次は、Osorubeshi alpha XLの動作確認を説明します。
Osorubeshi alpha XLの動作確認
Osorubeshi alpha XLの動作確認を行います。
次のデモ画像を参考にしましょう。
https://civitai.com/images/1821192
上記ページを参考に以下のように設定します。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/08/image-3.png)
その結果、次のような画像を生成できます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/08/00082-329905889.jpg)
破綻もなく、しっかりと描かれています。
これでも十分なんですが、この画像をさらにパワーアップできます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/08/output_border_1000.jpg)
それぞれは、次の技術によって処理しています。
- Refiner(左の画像)
- Ultimate SD Upscale(真ん中の画像)
- LoRA(右の画像)
これらの詳細は、次の記事でその方法を説明しています。
以上、Osorubeshi alpha XLの動作確認を説明しました。