「アダルトサイトを運営したい」
「低コストでVPSサーバーを利用したい」
このような場合には、この記事の内容が参考になります。
この記事では、低コストでアダルトサイトを運営するための方法を解説しています。
本記事の内容
- GMOクラウド VPSはアダルトOK?
- GMOクラウド VPSのプラン選択
- 低価格プランで高速処理のサイトを目指す方法
それでは、上記に沿って解説していきます。
GMOクラウド VPSはアダルトOK?
そもそも論として、サーバーの知識はありますか?
そして、Linuxでサーバー構築ができますか?
(それを依頼できるエンジニアを知っていますか?)
「YES」と回答できるなら、読み進めてください。
そうじゃなければ、レンタルサーバーで頑張るしかありません。
ただ、レンタルサーバーはコスト的に割に合わない可能性があります。
これを機にサーバー構築を頑張るというのもありだと思います。
本題のアダルト対応OKのVPSの話に入ります。
単純にコストだけで言うと、国内のVPSではWebARENA Indigoが最強です。
しかし、残念ながらWebARENA Indigoではアダルト禁止となっています。
と言うより、日本におけるVPSではアダルト禁止がデフォルトになります。
実際、日本国内でアダルトOKのVPSは少ないです。
その中でも、コスパ最強はGMOクラウド VPSになります。
そして、知名度的にもGMOクラウド VPSが一番です。
したがって、GMOクラウド VPSを利用しないという選択肢はありません。
ただし、これはVPSに限ってという話です。
レンタルサーバーだと、また話が変わってくるでしょう。
では、本当にGMOクラウド VPSではアダルトサイトの運営が可能なのでしょうか?
このことに関しては、次のページで公式に回答が記載されています。
https://helpcenter.gmocloud.com/common/s/article/ch-48
ただし、MakeShopというネットショップ上では利用禁止になります。
もしアダルト関係のネットショップを運営したいなら、EC-CUBEを利用すればよいだけです。
念のため、利用約款も確認しておきましょう。
GMOクラウド VPSサービス利用約款 第10条(禁止行為)
https://vps.gmocloud.com/pdf/agreement.pdf
第10条(禁止行為) 1. お客さまは、本サービスを利用して、次の各号に掲げる行為を行い、又は第三者にこれを行わせてはいけま せん。 (1) 法令又は公序良俗に反する行為 (2) 犯罪行為又は犯罪行為に結びつくおそれのある行為 (3) 当社若しくは第三者の商標権、著作権等の知的財産権を侵害する行為又は侵害するおそれのある行為 (4) 第三者のプライバシーを侵害する行為又は侵害するおそれのある行為 (5) スパムメールの発信の禁止等、インターネットの参加者の間において確立している慣習に反する行為 (6) 事実に反する情報又はそのおそれのある情報を提供する行為 (7) 大量のメール配信など、サーバーやネットワークその他当社の設備に過大な負荷を与える行為 (8) 仮想通貨マイニングのために本サービスを利用する行為 (9) Microsoft社のWindows OSを利用するお客さまについては、別途必要となるライセン スを取得することなくリモートデスクトップの機能を利用する行為 (10) 前各号に掲げるほか当社が不適切と判断する行為 2. 当社は、お客さまが前項の禁止行為を行い、又は第三者に行わせていると当社が判断したときは、直ちに無 催告で本サービスの提供を停止することができるものとします。
確かに、アダルトサイトの運営については記載がありません。
また、Xserver VPSにおける利用約款のような記載も見当たりません。
https://vps.xserver.ne.jp/rule/rule.php
(11) 猥褻な表現を含む情報、または公衆に羞恥心を抱かせるおそれのある情報、その他公衆の射幸心を仰ぐ情報を掲載し、または他の利用者もしくは第三者に提供する行為 (12) 不倫・援助交際・売春・買春等の勧誘行為 (13) 未成年者にとって有害と認められる情報の売買、譲受または掲載する行為、それらを助長する行為
一般的には、出会い系サイトの運用も禁止されていることが多いです。
その点、GMOクラウド VPSでは出会い系関連の運用もOKになります。
以上、GMOクラウド VPSはアダルトOK?について説明しました。
次は、GMOクラウド VPSのプラン選択を説明します。
GMOクラウド VPSのプラン選択
https://vps.gmocloud.com/
主要なプランは、以下となっています。
V16、V32、V64までプランはあります。
でも、そうなってくると専用サーバーを考えた方がよいかもしれません。
さて、サーバーを借りる際には「データ転送量」を確認しておきましょう。
GMOクラウド VPSの場合は、全プランで無制限となっています。
でも、これもあてにできないところがあります。
実際、さくらのVPSでデータ転送量の制限を受けたことがあります。
さくらのVPSも無制限と記載されています。
それでも、半日ほどのペナルティを受けることがあるのです。
したがって、無制限は絶対だと考えない方がよいでしょう。
肝心のプランの選択については、正直何ともいえません。
結局は、どのようなシステムが動くのかによります。
また、WordPressであっても高速化したモノとそうでないモノでは全く異なります。
次の記事におけるWordPressは、高速WebサーバーのOpenLiteSpeedで動きます。
OpenLiteSpeedのWordPressであれば、V1でも十分と言えます。
この組み合わせであれば、月間100万PVまでは耐えられるのではないでしょうか?
実際に試していないので、推測に過ぎませんけどね。
ただ、V2程度スペックのノーマルWordPressで月間80万PVが問題ないことは確認済みです。
この結果より、V1で月間100万PVまでは大丈夫という仮説を立てています。
このこともあり、とりあえずV1をここでは推奨しておきます。
以上、GMOクラウド VPSのプラン選択を説明しました。
次は、低価格プランで高速処理のサイトを目指す方法を説明します。
低価格プランで高速処理のサイトを目指す方法
個人的には、DebianでLinuxサーバーを構築するのが多いです。
でも、最近はUbuntuでも構築します。
まずは、無駄なモノを入れずに動かします。
WordPressであれば、上記のOpenLiteSpeedのWordPressをインストールすることでOK。
それ以外の場合だと、サーバーキャッシュの利用は高速化に有効です。
これだけに対応するだけでも、サイトの高速化が実現できます。
他には、NoSQLやNginxも有効な手段となります。
あとは、プログラムやクエリで頑張るぐらいでしょうか。
これが、最も基本的なことにはなります。
もちろん、言語をPHPではなくJavaにするのも有効と言えます。
でも、アダルトサイトをJavaで構築するなんてどうなんでしょうかね?
以上、低価格プランで高速処理のサイトを目指す方法を説明しました。