「2次元と3次元の間ぐらいのアニメアートを生成したい」
「MeinaMixやMeinaHentaiを画像生成のモデルとして利用している」
このような場合には、MeinaUnrealがオススメです。
この記事では、MeinaUnrealについて解説しています。
本記事の内容
- MeinaUnrealとは?
- MeinaUnrealの利用方法
- MeinaUnrealの動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
MeinaUnrealとは?
MeinaUnrealとは、Meinaシリーズのモデルになります。
Meinaシリーズと言えば、MeinaMixが有名です。
個人的には、MeinaMixが最も良く利用するアニメ系モデルとなっています。
次の記事においても、MeinaMixを用いています。
同じシリーズとして、NSFWコンテンツに特化したのがMeinaHentaiとなります。
他には、パステル調の画像が生成できるMeinaPastelも存在しています。
これらの同門となるのが、MeinaUnrealです。
MeinaUnrealは、2.5D(2次元と3次元の間)のアニメアートが得意となります。
簡単に言うと、3D風の画像ですね。
MeinaMixなどの絵柄で3D風の画像を生成するなら、MeinaUnrealは選択肢になります。
そういう意味では、Meinaシリーズの利用者にはオススメの2.5Dアニメモデルと言えます。
以上、MeinaUnrealについて説明しました。
次は、MeinaUnrealの利用方法を説明します。
MeinaUnrealの利用方法
MeinaUnrealの利用方法を説明します。
AUTOMATIC1111版web UIでの利用を前提とします。
モデルは、Civitaiの公式ページからダウンロードします。
ボタンをクリックすると、「meinaunreal_v3.safetensors」をダウンロードできます。
現時点におけるMeinaUnrealの最新バージョンは、V3となります。
ダウンロードしたファイルを指定のディレクトリ(models/Stable-diffusion)に設置します。
web UIの起動後、以下のようにcheckpointを選択できるようになっています。
あとは、プロンプトを入力して画像生成を行うだけです。
この際、Civitai上のサンプル画像やユーザー投稿などを参考にできます。
なお、VAEは不要です。
モデルに焼き込まれています。
以上、MeinaUnrealの利用方法を説明しました。
次は、MeinaUnrealの動作確認を説明します。
MeinaUnrealの動作確認
Meinaシリーズと言えば、このキャラです。
これは、MeinaMixのデモ画像から取得しています。
このキャラをMeinaUnrealで描くと、次のようになります。
プロンプトは、以下を参考。
https://civitai.com/images/749960
確かに、2.5Dと表現されているのがわかりますね。
ただ、3Dに近づくとアニメ感が消えてしまっています。
アニメ感を残しつつ、3D風にするには次のLoRAが効果的です。
「Anime Screenshot-like Style Mix LoRA」という名称のLoRAになります。
MeinaMixの色が強く出て、アニメの要素が全開です。
MeinaUnrealとこのLoRAを組み合わせれば、MeinaMixとはまた違った画像が生成できそうです。
以上、MeinaUnrealの動作確認を説明しました。