「バナー広告を低コストで作成したい!!」
「AIを使ってバナーを簡単に作成できるのでは?」
このような場合には、この記事の内容が参考になります。
この記事では、素人がバナー広告を簡単に作成できる方法を解説しています。
本記事の内容
- 素人がバナー広告を簡単に作れる時代
- ChatGPTとDALL-E 3を用いたバナー作成
それでは、上記に沿って解説していきます。
素人がバナー広告を簡単に作れる時代
まずは、次の画像をご覧ください。
バナー広告になりますが、皆さんにはどのように見えますか?
私は、自力でこのような画像を作成できません。
そもそも、イラストレーターを使ったことがありませんからね。
GIMPを頑張って使うぐらいです。
しかし、ChatGPTを使うとこのようなバナー広告が作れてしまいます。
正確には、ChatGPT上でDALL-E 3を利用することになります。
そのため、次のようにDALL-E 3を選択できるようになっている必要があります。
あと、GPT-4Vが利用できることも前提となります。
GPT-4Vに関しては、以下の記事で説明しています。
整理すると、ChatGPT上で以下を利用できることが条件となります。
- DALL-E 3
- GPT-4V
これらの条件を満たせば、誰でも簡単にバナー広告を作成できます。
ただし、今はまだ日本語をテキストとしては出力できません。
その辺の技術的なことは、追々と解決されていくでしょう。
以上、素人がバナー広告を簡単に作れる時代を説明しました。
次は、ChatGPTとDALL-E 3を用いたバナー作成を説明します。
ChatGPTとDALL-E 3を用いたバナー作成
大まかな流れとしては、以下。
すべてChatGPT上の処理となります。
- バナー広告の新規作成(DALL-E 3)
- 作成されたバナー広告の添削(GPT-4V)
- バナー広告の修正(DALL-E 3)
それぞれを以下で説明します。
バナー広告の新規作成(DALL-E 3)
「DALL-E 3」を選択して、チャットを開始します。
特に考えずに、バナー広告の作成を依頼するだけでOKです。
バナー広告を作成してください。
広告の対象は、スニーカーです。
なお、画像サイズは1024 x 1024とします。
上記プロンプトにより、次の画像が生成されます。
この中から、一つ好みのモノを選びます。
センスとか考えずに、自分の好みで選びましょう。
ここでは、この画像を選択してダウンロードしておきます。
作成されたバナー広告の添削(GPT-4V)
先ほどのチャットとは別で、チャットをDefaultで開始しましょう。
そして、先ほど選択した画像をアップロードします。
プロンプトには、このバナー広告を添削するように指示する内容を入力します。
単純に「この画像を添削して」という内容でも、ある程度はOKです。
でも、もっと良い回答をChatGPTから引き出すには少し工夫を行います。
その工夫については、次の記事をご覧ください。
チートを使った結果、次のようなプロンプトを導き出すことが可能です。
あなたは、広告業界で多くのキャンペーンに携わってきた経験豊富なデザインレビュアーです。
提供されたバナーのデザインを添削し、改善点や提案を具体的に述べてください。
フィードバックは具体的で建設的であるとともに、実装可能な提案を含めてください。
例えば、「色のコントラスト」や「テキストの可読性」についてのフィードバックを含めてください。
フィードバックはポイントごとに整理し、可能ならば改善のための具体的なアクションアイテムを提供してください。
バナーが目指す目標やターゲットオーディエンスに基づいて、追加のアドバイスを提供してください。
今回は、このプロンプトを画像とともに入力します。
そうすると、ChatGPTは次のように添削してくれます。
これを丸ごとコピーしましょう。
コピーするには、このアイコンをクリックします。
コピーした内容を適当なファイルに保存しておきましょう。
バナー広告の修正(DALL-E 3)
バナー広告を新規作成したチャットに戻ります。
ここで行いたい処理は、選択した元画像を改善案に従って修正することです。
そのためには、元画像をChatGPTに教える必要があります。
「上記結果の2枚目」で伝われば、それはそれで構いません。
しかし、それで伝わらない場合は画像の「Prompt」を指定します。
画像の「Prompt」は、画像をクリックすれば確認できます。
そして、「Copy」ボタンで「Prompt」をコピーすることが可能です。
準備が整ったら、「選択した元画像を改善案に従って修正すること」をChatGPTに指示します。
次のような形式のプロンプトを入力することにより、対応が可能です。
元画像は、以下のプロンプトで生成されています。 [Prompt] この画像をプロが添削した結果が、以下となります。 [添削内容丸ごと]
実際には、次のような長いプロンプト(一部抜粋)になります。
この結果、ChatGPTは次のように回答します。
あとは、気に入る画像が出力されるまでガチャを回すだけです。
一応、確定ガチャなので変なモノは出ないと思います。
以上、ChatGPTとDALL-E 3を用いたバナー作成を説明しました。