CounterfeitXL【SDXL 1.0ファインチューニング】

CounterfeitXL【SDXL 1.0ファインチューニング】 画像生成

「SDXLで高品質・高解像度のアニメ画像を生成したい」
「Counterfeit-V3.0を利用している(利用していた)」

このような場合には、CounterfeitXLがオススメです。
この記事では、CounterfeitXLについて解説しています。

本記事の内容

  • CounterfeitXLとは?
  • CounterfeitXLの利用方法
  • CounterfeitXLの動作確認

それでは、上記に沿って解説していきます。

CounterfeitXLとは?

CounterfeitXL - v2.5 | Stable Diffusion Checkpoint | Civitai
Support☕ hugging face Negative Embedding

CounterfeitXLとは、SDXL 1.0ベースのファインチューニングモデルです。
Counterfeit-V3.0は、多くの人がダウンロード済みかもしれません。

このCounterfeitシリーズの開発者が、CounterfeitXLを開発しています。
Counterfeit-V3.0と同じように高品質・高解像度のアニメ画像を生成できます。

特に背景を描く能力が、各段にパワーアップしています。
ここで、SDXL 1.0ベースであることを意識できます。

キャラに関しては、バージョンを重ねるごとに品質がUPしていくでしょう。

以上、CounterfeitXLについて説明しました。
次は、CounterfeitXLの利用方法を説明します。

CounterfeitXLの利用方法

CounterfeitXLの利用方法を説明します。
この記事では、AUTOMATIC1111版web UIでの利用を前提とします。

ただし、web UIのバージョンには要注意です。
最新版をインストールすれば、問題はないでしょう。
この辺の話は、次の記事で説明しています。

では、モデルをダウンロードしましょう。

モデルは、Civitaiの公式ページからダウンロードします。
現時点では、アルファバージョンが最新となっています。

2023年8月中には、正式版になったりするのでしょうか。
ダウンロードには、次のボタンをクリックします。

「Download」ボタンをクリックすると、「counterfeitxl_.safetensors」をダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルを指定のディレクトリ(models/Stable-diffusion)に設置します。

web UIの起動後、以下のようにcheckpointを選択できるようになっています。

VAEに関しては、何も記載されていません。
現状、SDXLにおけるVAEはそこまで気にすることはないと思います。
(※情報が判明次第、追記します)

以上、CounterfeitXLの利用方法を説明しました。
次は、CounterfeitXLの動作確認を説明します。

CounterfeitXLの動作確認

CounterfeitXLの動作確認を行います。

次のデモ画像を参考にしましょう。
https://civitai.com/images/1772118

上記ページを参考に以下のように設定します。

やはり、ここでも「DPM++ 2S a」をサンプラーに用いています。
SDXL 1.0ベースのファインチューニングモデルは、「DPM++ 2S a」を利用する方向みたいですね。

プロンプトもそのまま用いて生成したのが、次の画像となります。

背景は、すでに述べたようにSDXL 1.0の威力を感じます。
ただ、キャラは今後のバージョンアップに期待というところでしょう。

以上、CounterfeitXLの動作確認を説明しました。

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