Googleが広告配信プラットフォームAdSenseの大幅な方針変更を発表しました。
支払い方法がクリック課金からインプレッション課金に変更され、パブリッシャーの取り分が80%に引き上げられます。
しかし、Googleは「パブリッシャーの収入に変化はない」と説明しています。
果たしてGoogleの説明は本当なのでしょうか。
今回の方針変更がパブリッシャーに及ぼす影響について検証していきましょう。
本記事の内容
- はじめに
- 方針変更の内容
- 収入への影響はないのか
- パブリッシャーへの影響
- まとめ
それでは、上記に沿って解説していきます。
はじめに
GoogleがAdSenseの大幅な方針変更を発表しました。
支払い方法をクリック課金からインプレッション課金に変更するということです。
同時に、パブリッシャーの取り分も80%に引き上げることも発表しています。
しかし、Googleは「パブリッシャーの収入は変わらない」とも説明。
本当に収入に変化はないのか、Googleの説明を検証していきます。
方針変更の内容
Googleによると、AdSenseの支払い方法が従来のクリック課金からインプレッション課金に変更されます。
インプレッション課金は、広告が表示された回数に応じて課金する仕組となります。
現在では、インプレッション課金が業界の標準的な支払い方式だと言われています。
加えて、パブリッシャーの取り分を68%から80%に大幅引き上げるということです。
収入への影響はないのか
Googleは、取り分が80%に引き上げられた場合でも、パブリッシャーの収入が変わらないようにすると述べています。
しかし、通常は取り分が上がれば、同じ広告パフォーマンスを維持していればパブリッシャーの総収入は増えるものです。
この点において、Googleの説明には補填の仕組みの詳細が不明であり、その信ぴょう性に疑問が残ります。
また、インプレッション課金への移行がもたらす表示回数の減少は、収入に悪影響を及ぼす可能性があります。
したがって、Googleの説明が特定の前提に基づいている場合、
それらの条件が満たされなければ、パブリッシャーに影響が及ぶ可能性があります。
パブリッシャーへの影響
Googleの説明は信ぴょう性が低く、パブリッシャーの収入が減少する可能性があります。
実際の収入推移を注視する必要があるでしょう。
また、なぜGoogleが矛盾した主張をしているのかその真の狙いも探る必要があります。
まとめ
Googleの説明には論理の破綻があるように受け取れます。
収入への影響がないとの主張を鵜呑みにせず、実際の推移を検証する必要があるでしょう。
パブリッシャーには影響が出やすい変更で、引き続き注意深く対応が必要です。
