「504 Server ErrorでStable Diffusionのモデルをダウンロードできない・・・」
「Hugging Faceのサービス稼働状況を知りたい」
このような場合は、この記事の内容が参考になります。
この記事では、Hugging Faceをサービス稼働状況を確認する方法を説明しています。
本記事の内容
- Hugging Face statusとは?
- Hugging Face statusの利用方法
それでは、上記に沿って解説していきます。
Hugging Face statusとは?
Hugging Faceは、2022年の夏以降は多くの人が利用していることでしょう。
2022年の8月に、Stable Diffusionが公開されました。
私もほぼ毎日のように、Hugging Faceにアクセスしています。
ここで言うアクセスとは、ブラウザでHugging Faceのページにアクセスするだけではありません。
Pythonのプログラムからも、モデルの取得の際にHugging Faceへアクセスしています。
Diffusersを利用する場合、モデルのバージョンチェックを定期的に行っているようです。
このような状況でHugging Faceには、多くのアクセスがあるわけです。
それでも、サービスが不安定になることはそんなにありませんでした。
しかし、2022年12月中旬以降はサービスがかなり不安定に感じます。
実際、先ほどはモデルのダウンロードでエラーが出まくっていました。
そのようなときは、次のページをチェックしましょう。
Hugging Face status
https://status.huggingface.co/
このページでは、Hugging Faceのサービス稼働状況を確認できます。
エラーがバンバン出る際に、確認したら次のような状況でした。
表示時刻は、日本時間とは12時間の時差がありますね。
基本的には、次のように「online」が表示されています。
とにかく、プログラムが意味不明のエラーになる場合はHugging Face statusを要チェックです。
もちろん、Hugging Faceにアクセスを行うプログラムの場合の話になります。
以上、Hugging Face statusについて説明しました。
次は、Hugging Face statusの利用方法を説明します。
Hugging Face statusの利用方法
Hugging Face statusでは、次の情報を確認できます。
- Status
- Maintenance
- Previous incidents
Hugging Face絡みで何かあれば、Hugging Face statusを確認すればよいと言えます。
メインとなるStatusには、現状では次の項目が存在しています。
- Huggingface Hub
- Git Hosting and Serving
- Inference API
- AutoTrain
- Spaces Proxy
主に、関係があるのは上の二つですね。
Huggingface Hubは、サイト自体の稼働状況を表しています。
Git Hosting and Servingは、次のように説明されています。
モデルやデータセットをダウンロードできない場合は、ここでダウンしています。
実際、私が見たときはGit Hosting and Servingがダウンしていました。
グラフの見方としては、1マスが1日で表示されています。
約9分間、Git Hosting and Servingがダウンしていたようです。
ここまで詳細に報告してくれているのは、非常に助かります。
おそらく、無償サービスだけであればここまではしないでしょう。
有料サービスを提供している以上は、ここまでしないとダメとも言えますね。
以上、Hugging Face statusの利用方法を説明しました。