Juggernaut XLは、SDXLにおける実写系のNo.1モデルと言ってもよいでしょう。
そんなJuggernaut XLから、Lightningモデルがリリースされています。
Lightningモデルについては、次の記事で説明しています。
Lightningモデルは、数ステップで画像が生成できるということが特徴になっています。
スピードが売りと言えます。
また、Stable Diffusion WebUI Forgeでも利用可能となっています。
WebUI Forgeを用いると、5ステップでそれなりの画像を生成できます。
実際、12枚(1024 x 1024)を42秒で生成できています。
正直、WebUI Forge上でJuggernaut-XL-Lightningを使えば十分なのでしょう。
モデルの開発者もそれを意図・想定しているようです。
しかし、私はFooocusを常用しています。
一応、FooocusでもLightningモデルを利用する設定があります。
ただ、面倒なんですよね。
ということで、通常のモデルと同じようにJuggernaut-XL-Lightningを利用してみました。
適当に試したその結果に驚きです。
左がV9 + RunDiffusionPhoto 2で生成した画像になります。
右がV9+RDPhoto2-Lightning_4Sで生成した画像です。
生成条件は、モデル以外はすべて同じになります。
「Quality」で1枚当たり60ステップを要しています。
さらに違いがわかるような結果は、以下のような画像です。
光沢を表現するような場合に、Juggernaut-XL-Lightningは威力を発揮します。
基本的には、構図は同じようにはなりません。
たまに同じような構図で生成される場合もあります。
これなら、質の違いを明確に確認することができるでしょう。
ただ、どちらが良い画像かどうかは見る人によって変わるかもしれません。
なお、「Speed(30ステップ)」と「Extreme Speed(8ステップ)」で生成したのが以下となります。
左が、「Speed」によって生成しています。
30ステップでも、かなり高品質です。
さすがに、8ステップは質が低いと言えます。
ちゃんとAdvancedで設定すれば、8ステップでもそこそこ綺麗な画像は出るとは思いますけどね。