「画像生成AIに入力するプロンプトを考えるのが面倒だ・・・」
「写真のようにリアルな画像を生成したい」
このような場合には、この記事の内容が参考になります。
この記事では、Photorealisticによるプロンプトの自動的生成について解説しています。
本記事の内容
- Photorealisticとは?
- Photorealisticのインストール
- Photorealisticによるプロンプトの自動生成
それでは、上記に沿って解説していきます。
Photorealisticとは?
Photorealisticとは、Midjourneyのプロンプトを生成するためのChatGPTプラグインです。
Midjourney用と説明されていますが、Stable Diffusionでも機能します。
例えば、次のようにプロンプトを入力します。
![](https://self-development.info/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
笑顔が素敵な若い日本人女性
Photorealisticが有効だと、次のように結果が表示されます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/image-36.png)
Stable Diffusionのプロンプトであれば、次のMidjourney専用のワードは除外します。
--ar 16:9 --v 5.1 --style raw --q 2 --s 750
二つ目のプロンプトで生成した画像が、以下となります。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/tmpgt10b0xc.jpg)
笑顔が素敵です。
それに、量産型の美人ではありませんね。
モデルは、BRAV5を利用しています。
Photorealisticは、このようにプロンプトを自動でいい感じに生成してくれます。
これは、かなり便利です。
以上、Photorealisticについて説明しました。
次は、Photorealisticのインストールについて説明します。
Photorealisticのインストール
インストールの詳細は、次の記事を参考にしてください。
プラグイン名が異なるだけで、同じ要領で対応できます。
現時点では、プラグイン検索が可能になっています。
「Photorealistic」と入力すれば、次のように候補が出てきます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/image-37.png)
チャット起動時、次のようにPhotorealisticを選択できればインストール成功です。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/image-38.png)
以上、Photorealisticのインストールを説明しました。
次は、Photorealisticによるプロンプトの自動生成を説明します。
Photorealisticによるプロンプトの自動生成
Photorealisticを有効にした状態でチャットを開きます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/image-39.png)
Photorealisticがどこまでできるのかを確認してみましょう。
次のような適当なプロンプトをPhotorealisticに渡します。
![](https://self-development.info/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
未来をイメージさせるオブジェ
こんなに曖昧なプロンプトであっても、次のように書き直してくれます。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/image-40.png)
モデルには、ReV Animatedを利用します。
2つ目のプロンプトで生成した画像は、以下。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/1.jpg)
未来をイメージさせますね。
なお、ReV Animatedはリアルも描けるモデルです。
完全にアニメモデルで上記のプロンプトを用いたら、どのようになるのでしょうか?
次の3つで試してみましょう。
- MeinaMix V10
- Counterfeit-V3.0
- Anything V5
同じ条件(SEED)で生成します。
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/2.jpg)
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/3.jpg)
![](https://self-development.info/wp-content/uploads/2023/06/4.jpg)
モデル毎でかなり異なる結果です。
リアル要素があれば、オブジェのようなモノが表示される結果となっています。
逆に言うと、アニメ要素が強いとオブジェは出にくいです。
そもそも、Photorealisticは「写真のようにリアルな描写」という意味です。
そのため、Photorealisticによって出力したプロンプトはリアルモデル向けと言えます。
このことは、Photorealisticを利用する上では意識しておきましょう。
以上、Photorealisticによるプロンプトの自動生成を説明しました。