【ChatGPTプラグイン】Prompt Perfectを用いたプロンプトの改善

【ChatGPTプラグイン】Prompt Perfectを用いたプロンプトの改善 ChatGPT

「良いプロンプトを考えるのが面倒だ・・・」
「英語版の賢いChatGPTを日本語で利用したい」

このような場合には、Prompt Perfectがオススメです。
この記事では、Prompt Perfectについて解説しています。

本記事の内容

  • Prompt Perfectとは?
  • Prompt Perfectのインストール
  • Prompt Perfectの動作確認

それでは、上記に沿って解説していきます。

Prompt Perfectとは?

Prompt Perfectとは、ChatGPTのプロンプトをいい感じに変換してくれるプラグインになります。
いい感じに変換するとは、明確で具体的なプロンプトに変換するということです。

例えば、 Pythonの将来性についてChatGPTに問うことがあるとします。

Pythonの将来性は?

このプロンプトに対して、ChatGPTは次のような返答を行います。

これでも十分に優秀です。
ただ、この回答には具体性がありません

突っ込んで知りたい場合には、具体性がもっと欲しくなります。
その場合は、プロンプトを工夫する必要があります。

その工夫をPrompt Perfectが、代わりにしてくれるのです。
「perfect:」でPrompt Perfectを呼び出します。

perfect:”Pythonの将来性は?”
結果は日本語で。

これに対して、ChatGPTは次のように結果を返します。

ただし、ChatGPTは「Pythonの将来性は?」には返答はしていません。
返答しているのは、Prompt Perfectが考えたプロンプトに対してです。

そのことは、「Used Prompt Perfect」をクリックして確認できます。

ChatGPTから、Prompt Perfectには「Pythonの将来性は?」が渡っています。
Prompt Perfectは、そのプロンプトを「What is the future outlook for Python?」に変換しています。

そして、その変換したプロンプトをChatGPTに入力することになります。
英語のプロンプトのため、本来は次のように英語で結果が表示されます。

これでは困るので、最初のプロンプトに「結果は日本語で。」と追加しています。
この処理って、実はスゴイことなんです。

ChatGPTは、英語でやり取りした方が賢いと言われています。
それを日本語だけで実行できているのです。

Prompt Perfectは、プロンプトの改善が主な特徴となっています。
しかし、日本語を話す我々からすると、結果的に英語でChatGPTとの応答が実現できているのです。

まさに一石二鳥と言えますね。

以上、Prompt Perfectについて説明しました。
次は、Prompt Perfectのインストールを説明します。

Prompt Perfectのインストール

インストールの詳細は、次の記事を参考にしてください。
プラグイン名が異なるだけで、同じ要領で対応できます。

現時点では、プラグイン検索が可能になっています。
「Prompt Perfect」を入力すれば、次のように候補が出てきます。

インストール後は、チャット起動時に次のようにPrompt Perfectを選択できればOK。

以上、Prompt Perfectのインストールを説明しました。
次は、Prompt Perfectの動作確認を説明します。

Prompt Perfectの動作確認

Prompt Perfectの使い方はすでに、上記で説明しています。
「Pythonの将来性は?」をChatGPTに問うた件です。

これをさらに発展させてみましょう。
Prompt Perfectの英語によるプロンプトをさらにブラッシュアップさせてみようということです。

perfect:”What is the future outlook for Python?”
結果は日本語で。

若干、結果は変わっています。

一応、Prompt Perfectは仕事をしてくれています。

日本語だと次のように変換されているわけですからね。

「Pythonの今後の展望をお聞かせください。」
↓
「Pythonの将来的な展望や潜在的な展開について、詳細な分析をお願いします。」

このような感じで、Prompt Perfectは気楽に使えます。

以上、Prompt Perfectの動作確認を説明しました。

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