「CGアニメの3Dキャラ画像をSDXLで生成したい」
「NSFWに対応した質の高いモデルを探している」
このような場合には、DynaVision XLがオススメです。
この記事では、DynaVision XLについて解説しています。
本記事の内容
- DynaVision XLとは?
- DynaVision XLの利用方法
- DynaVision XLの動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
DynaVision XLとは?
DynaVision XLとは、SDXL 1.0ベースのマージモデルです。

DynaVision XLは、NightVision XLをベースに複数LoRAを重ねて開発されています。
NightVision XLとは、DynaVision XLの開発者が開発したモデルです。
そして、出力される画像は以下のCGアニメーションのような3Dモデルとなります。
- Pixar
- Dreamworks
- Disney Studios
- Nickelodeon
このような感じのコンテンツですね。

また、DynaVision XLではSFWとNSFWの両方の出力が可能です。
要するにエロコンテンツも生成できると言えます。
実際、Civitai上の公式ページではそのようなコンテンツを確認できます。
興味のある方は、デモ画像やユーザー投稿を確認してみてください。
以上、DynaVision XLについて説明しました。
次は、DynaVision XLの利用方法を説明します。
DynaVision XLの利用方法
DynaVision XLの利用方法を説明します。
この記事では、AUTOMATIC1111版web UIでの利用を前提とします。
ただし、web UIのバージョンには要注意です。
また、LoRAの利用にはweb UIのバージョンがv1.5.1以降である必要があります。
とりあえず、最新のweb UIをインストールすることをオススメします。
では、モデルをダウンロードしましょう。
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モデルは、Civitaiの公式ページからダウンロードします。
現時点では、次のバージョンが最新となっています。
(※その時点での最新をダウンロードすればよいでしょう)

「Download」ボタンをクリックすると、「dynavisionXLAllInOneStylized_beta0411Bakedvae.safetensors」をダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルを指定のディレクトリ(models/Stable-diffusion)に設置します。
web UIの起動後、以下のようにcheckpointを選択できるようになっています。

VAEはモデルに焼き込まれています。
そのため、わざわざ適用する必要はありません。
また、Refinerは利用してはいけません。
モデル開発者曰く、Refinerを利用すると画質が下がるとのことです
以上、DynaVision XLの利用方法を説明しました。
次は、DynaVision XLの動作確認を説明します。
DynaVision XLの動作確認
DynaVision XLの動作確認を行います。
次の動画を参考にしましょう。
https://civitai.com/images/2200971
画像をダウンロードして、PNG Infoを利用します。
PNG Infoを利用すれば、コピペする手間すら不要となります。
同じ設定で画像を数枚作成した結果が、以下。
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どれも質が高いですね。
破綻して使えないという画像がありません。
以上、DynaVision XLの動作確認を説明しました。