【Stable Diffusion】Juggernautの利用方法

【Stable Diffusion】Juggernautの利用方法 画像生成

「写真のようにリアルな画像を生成したい」
「SD 1.5ベースのモデルは今後どうなっていくの?」

このような場合には、Juggernautがオススメです。
この記事では、Juggernautについて解説しています。

本記事の内容

  • Juggernautとは?
  • Juggernautの利用方法
  • Juggernautの動作確認

それでは、上記に沿って解説していきます。

Juggernautとは?

https://civitai.com/models/46422/juggernaut

Juggernautとは、写真のようなリアルさを目指しているモデルです。
SD 1.5をベースにしたマージモデルになります。

2023年7月12日時点では、最新バージョンが最後のバージョンになるようです。

この最新バージョンの「Final」は、2023年7月11日にリリースされています。
とりあえず、Juggernautは完成したということになります。

ただし、Juggernautの開発者はまだまだモデル開発の意欲があると書かれています。
次は、「Juggernaut XL」としてのモデル公開を考えているようです。

現役のモデル開発者から、SDXLへの対応を宣言する声が聞けるようになってきました。
今後は、このようにSDXLへの対応が進んでいくことでしょう。

SDXLを検証した結果、今までのStable Diffusionとは別次元です。

しかし、SDXLベースのモデルは開発が大変だろうと思います。
普通にSDXLを動かすだけでも、GPUリソースが必要になります。

それに学習を行うとなると、SD 1.5ベースの何倍のコストがかかるのでしょうか?
Juggernautの開発者もそのことに触れており、寄付を募っています。
https://ko-fi.com/kandooai

でも、これは考えようによっては良い傾向なのかもしれません。
現状、Civitai上ではsd 1.5ベースのモデルが乱立しています。

SDXLベースのモデルにおいては、この乱立状態が解消される可能性があります。
まあ、モデル開発の可能性を潰す可能性もあるわけですけどね。

とにかく、JuggernautはSD 1.5ベースでは開発完了ということです。
そして、Juggernaut XLに期待しましょう。

以上、Juggernautについて説明しました。
次は、Juggernautの利用方法を説明します。

Juggernautの利用方法

Juggernautの利用方法を説明します。
この記事では、AUTOMATIC1111版web UIでの利用を前提とします。

モデルは、Civitaiの公式ページからダウンロードします。

最近のモデルとしては、サイズが大きい方になりますね。
「Download」ボタンをクリックすると、「juggernaut_final.safetensors」をダウンロードできます。

ダウンロードしたファイルを指定のディレクトリ(models/Stable-diffusion)に設置します。
web UIの起動後、以下のようにcheckpointを選択できるようになっています。

なお、VAEに関しては特に明記されていません。
出来上がった画像を見る限り、モデルにVAEが焼き込まれているのでしょう。
仮にそうでなくても、VAEが不要なほどです。

以上、Juggernautの利用方法を説明しました。
次は、Juggernautの動作確認を説明します。

Juggernautの動作確認

Juggernautの動作確認を行います。

次のデモ画像を参考にします。
https://civitai.com/images/1498251

上記のデモ画像のプロンプトを参考にした結果は、以下。

SD 1.5ベースのモデルでは、最も美味しそうに見えるハンバーガーかもしれません。
一応、SDXL 0.9で出力したハンバーガも載せておきます。

もちろん、人物も綺麗かつリアルに出力できます。
https://civitai.com/images/1502509

こちらもSDXL 0.9で生成した画像を載せておきます。

SDXLの馬力は感じます。
でも、特化して生成されたモデルにはそう簡単には勝てないようですね。

ハンバーガーも女性も、まだまだJuggernautの方が良い見た目です。
SDXLは素材型のルーキーという感じでしょうか。

以上、Juggernautの動作確認を説明しました。

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