「レゴのキャラ画像を生成したい」
「SDXL 1.0で高画質なレゴミニフィグを生成したい」
このような場合には、LEGO Minifig XLがオススメです。
この記事では、LEGO Minifig XLについて解説しています。
本記事の内容
- LEGO Minifig XLとは?
- LEGO Minifig XLの利用方法
- LEGO Minifig XLの動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
LEGO Minifig XLとは?
LEGO Minifig XLとは、SDXL 1.0用のLoRAです。
このLoRAを用いると、レゴミニフィグの画像を生成できます。
Civitaiの公式ページでは、次のような画像が公開されています。
「本当かよ!どうせ、加工してるんだろ!!」
このように思った人はいませんか?
私は、そのように思いました。
でも、プロンプトなどを真似れば同じような画像を生成できます。
本当に楽しいので、いろいろと試してみてください。
以上、LEGO Minifig XLについて説明しました。
次は、LEGO Minifig XLの利用方法を説明します。
LEGO Minifig XLの利用方法
LEGO Minifig XLの利用方法を説明します。
ここでは、AUTOMATIC1111版web UIの利用を前提に説明を行います。
ただし、SDXLを利用するにはweb UIのバージョンに注意が必要となります。
web UIでSDXLを利用する方法は、次の記事で説明しています。
さらには、SDXLでLoRAを利用するにはv1.5.1以降である必要があります。
とにかく、最新のweb UIをインストールしましょう。
では、Civitai上の公式ページからファイルをダウンロードします。
上記ボタンをクリックすると、「legominifig-v1.0-000003.safetensors」というファイルをダウンロードできます。
現時点でのLEGO Minifig XLのバージョンは、v1.0となります。
ダウンロードしたファイルの設置場所は、「models\Lora」ディレクトリです。
LoRAの利用方法の詳細は、次の記事で説明しています。
ファイルを設置できたら、web UIを再起動します。(最も確実)
これでLEGO Minifig XLが読み込まれたはずです。
LEGO Minifig XLを利用するには、プロンプトに以下を追加します。
(※あくまでv1.0のバージョンにおいて)
<lora:legominifig-v1.0:0.8>
以上、LEGO Minifig XLの利用方法を説明しました。
次は、LEGO Minifig XLの動作確認を説明します。
LEGO Minifig XLの動作確認
LEGO Minifig XLの動作確認を行います。
次の画像を参考にしましょう。
https://civitai.com/images/2003778
プロンプトは、以下を利用します。
デモ画像では、weightの値が「0.8」で統一されています。
lego minifig of mecha godzilla<lora:legominifig-v1.0:0.8>
あと、「legominifig-v1.0-000003」ではなく、「legominifig-v1.0」となることに注意しましょう。
それ以外は、同じ設定とします。
この条件で作成したのが、次の画像となります。
それなりに見栄えの良いモノを選んでいます。
別のモデルを利用したら、どうなるのでしょうかね?
以下のモデルを利用して、試してみましょう。
- CounterfeitXL
- DreamShaper XL1.0
- Osorubeshi alpha XL
- TalmendoXL
- BreakDomainXL
各モデルは、以下の記事で説明しています。
それぞれを用いた結果は、以下。
各画像の生成において、同じSEEDを用いています。
CounterfeitXL
DreamShaper XL1.0
Osorubeshi alpha XL
TalmendoXL
BreakDomainXL
それぞれのモデルで傾向はありそうですね。
その中において、CounterfeitXLの画像が最もレゴミニフィグを表現しているように感じます。
プロンプトが変わったら、また別の結果になるのかもしれませんけどね。
それにしても、LEGO Minifig XLは利用していて楽しいです。
以上、LEGO Minifig XLの動作確認を説明しました。