【DB設計】既存データベースからER図のリバース生成(自動生成)

【DB設計】既存データベースからER図のリバース生成(自動生成) 生産性UP

「既存システムのDB設計書やテーブル定義書が存在していない・・・」
「ER図を作成して提出しなければならない・・・」

このような場合には、この記事の内容が参考になります。
この記事では、ER図のリバース生成方法について解説しています。

本記事の内容

  • ER図のリバース生成とは?
  • ER図リバース生成に必要なシステム要件
  • ER図リバース生成の動作確認

それでは、上記に沿って解説していきます。

ER図のリバース生成とは?

ER図のリバース生成とは、既存のデータベースからER図を自動的に生成するプロセスを指します。
このプロセスにより、データベースの構造を視覚的に表現することが可能になります。

レガシーシステムが増えてきた昨今において、ER図はシステム構造の理解に重要となっています。
また、複数データベースの統合・連携の際にもER図は効果的です。

ただし、ER図のリバース生成では外部キーの適切な設定が前提条件となります。
つまり、プログラム上でテーブル間の関連付けを行っている場合はアウトです。

そうかと言って、必ず外部キーを設定するという訳にもいきません。
パフォーマンス、柔軟性、技術的制約などを考慮して、外部キーを設定しないこともあります。
技術的制約には、分散データベースの環境などが該当します。

このあたりは、その場その場で判断するしかありませんね。
ただ、ER図のリバース生成を考えると外部キーの設定はすべきと言えます。

以上、ER図のリバース生成について説明しました。
次は、ER図リバース生成に必要なシステム要件を説明します。

ER図リバース生成に必要なシステム要件

ER図のリバース生成が可能なツールやサービスは、探せばいろいろとあるでしょう。
でも、完全無料でできるのはA5:SQL Mk-2(以下A5M2)だけではないでしょうか?

A5:SQL Mk-2 - フリーのSQLクライアント/ER図作成ソフト (松原正和)

仮にそうじゃなくても、ここではA5M2をオススメします。
DB管理ツールとしても、A5M2は優秀です。

日本人の方が開発者であり、A5M2には20年以上の歴史があります。
直近でも、2023年6月18日に最新版がリリースされています。

ただし、A5M2はWindows専用です。
それが本当に残念なところと言えます。

ただし、macOSやLinuxでもWineを使えばA5M2を動かすことが可能です。
まあ、そこまでするなら他のツールということにはなりそうですけどね。

したがって、リバース生成に必要なシステム要件としては以下となります。

  • Windows
  • A5:SQL Mk-2(A5M2)

A5M2はインストール不要です。
以下のページより、zipをダウンロードして解凍すればOKです。

以上、ER図リバース生成に必要なシステム要件を説明しました。
次は、ER図リバース生成の動作確認を説明します。

ER図リバース生成の動作確認

まずは、A5M2を起動します。
zip形式の場合だと、解凍したディレクトリ内にexeが存在しています。

このexeを実行すれば、A5M2を起動できます。

リバース生成の動作確認を行うためには、データベースが必要です。
それも外部キーを適切に設定したテーブルを持つデータベースになります。

そのようなデータベースを用意しましょう。
すぐに用意できない場合は、以下のようなサンプルデータベースを利用します。

今回は、MariaDBが対象のデータベースとなります。
そのため、MySQL用のサンプルデータベースを利用します。

A5M2から、対象のデータベースへの接続には公式のページをご覧ください。
https://a5m2.mmatsubara.com/help/DBTree/add_db.ado.html

とにかく、A5M2で次のようにデータベースにアクセスできるようにします。

対象のデータベースを選択して、次のようにメニューを選びます。

そうすると、次のような画面が表示されます。
この画面では、選択したデータベース内にあるテーブル一覧が表示されています。

リレーションを確認したいテーブルを選択します。
「全選択」ボタンをクリックすれば、全テーブルを一括で選択できます。

この状態で「リバースER生成」ボタンをクリック。
クリックすると、次のような画面が表示されます。

確かに、ER図が自動で生成されています。
これらから、テーブル間のリレーションも確認可能です。

表示する情報を変更する場合は、次のメニューから変更できます。

データ型を表示することも可能です。

生成されたER図を利用すれば、データベースの調査・分析がかなり効率化できるはずです。
便利なモノは、どんどんと利用していきましょう。

以上、ER図リバース生成の動作確認を説明しました。

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