「光の表現が上手い画像を生成したい」
「光と影を使ったハイレベルな画像を生成したい」
このような場合には、Dark Sushi Mixがオススメです。
この記事では、Dark Sushi Mixについて解説しています。
本記事の内容
- Dark Sushi Mixとは?
- Dark Sushi Mixの利用方法
- Dark Sushi Mixの動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
Dark Sushi Mixとは?
Dark Sushi Mixとは、光と影を上手く表現できるマージモデルになります。
開発者の友人のプライベートモデルと複数の公開モデルをマージしているそうです。
そして、Dark Sushi Mixは次のようなド派手な画像を生成できます。
また、次のように光と影を上手く使い合わせた画像も生成可能です。
あと、普通にキャラクターを高画質で描くことができます。
このように、Dark Sushi Mixは印象に残りやすい画像を生成できます。
なお、VAEは焼き込まれていません。
公式ページでは、「vae-ft-mse-840000-ema」が推奨されています。
以上、Dark Sushi Mixについて解説しました。
次は、Dark Sushi Mixの利用方法を説明します。
Dark Sushi Mixの利用方法
Dark Sushi Mixの公式ページ
AUTOMATIC1111版web UIでの利用を前提とします。
上記Civitaiの公式ページからダウンロードします。
ボタンをクリックすると、「darkSushiMixMix_colorful.safetensors」をダウンロードできます。
現時点におけるDark Sushi Mixの最新バージョンは、Colorful版となります。
ダウンロードしたファイルを指定のディレクトリ(models/Stable-diffusion)に設置します。
web UIの起動後、以下のようにcheckpointを選択できるようになっています。
あとは、プロンプトを入力して画像生成を行うだけです。
この際、Civitai上のサンプル画像やユーザー投稿などを参考にできます。
以上、Dark Sushi Mixの利用方法を説明しました。
次は、Dark Sushi Mixの動作確認を説明します。
Dark Sushi Mixの動作確認
Dark Sushi Mixの動作確認を行いましょう。
プロンプトは、次の画像を参考にします。
https://civitai.com/images/607686
以下は、それぞれ3つのサイズで生成されています。
左から、次のサイズとなります。
アップスケーラーを用いて拡大しています。
- 512 x 768
- 1024 x 1536(2倍)
- 2048 x 3072(4倍)
やはり、4倍が綺麗に見えます。
というか、Dark Sushi Mixはアップスケーラーで拡大しても大丈夫なんですね。
アップスケーラーで高画質化すると、スタイルがガラッと変わるモデルが存在します。
個人的には、それをアップスケーラーガチャと呼んでいます。
でも、Dark Sushi Mixは元(512 x 768)のスタイルのままで高画質化されます。
これだと安心してアップスケーラーで拡大することができますね。
なお、Loopback Scalerで処理すると次のような画像になります。
左から、Loopsの値は4、8、16となっています。
Loopback Scalerについては、次の記事で解説しています。
アップスケーラーも良し、Loopback Scalerも良しですね。
両方とも、大きくスタイルが崩れていません。
その意味で、Dark Sushi Mixは使いやすいモデルと言えます。
以上、Dark Sushi Mixの動作確認を説明しました。