【画像生成AIの活用】SDXL 1.0による無料ロゴ作成

【画像生成AIの活用】SDXL 1.0による無料ロゴ作成 画像生成

「高品質なロゴをタダで作成したい」
「ロゴ作成を効率化したい」

このような場合には、Logo.Redmondがオススメです。
この記事では、Logo.Redmondを用いた無料ロゴ作成について解説しています。

本記事の内容

  • Logo.Redmondとは?
  • Logo.Redmondの利用方法
  • Logo.Redmondの動作確認

それでは、上記に沿って解説していきます。

Logo.Redmondとは?

Logo.Redmond - Logo Lora for SD XL 1.0 - v2.0 | Stable Diffusion XL LoRA | Civitai
Logo.Redmond is here! I'm grateful for the GPU time from Redmond.AI that allowed me to finish this LORA! This is a LOGO LORA fine-tuned on SD XL 1....

Logo.Redmondとは、SDXL 1.0用のLoRAです。
このLoRAを用いると、高品質のロゴ画像を生成できます。

これらは、Civitai上の公式ページにあるデモ画像になります。

ついに、無料のロゴがここまで来たかという感じです。
一昔前は、Webサービスでのロゴ作成が流行っていました。

利用したことのある人もいるかもしれませんね。
私は、何度か利用してロゴを作成したことがあります。

それが、2023年においては自分のローカルマシンで簡単に作れるのです。
それも、ロゴの内容をテキストで入力するだけで済みます。

そのことを簡単に実現してくれるのが、Logo.Redmondとなります。

以上、Logo.Redmondについて説明しました。
次は、Logo.Redmondの利用方法を説明します。

Logo.Redmondの利用方法

Logo.Redmondの利用方法を説明します。
ここでは、AUTOMATIC1111版web UIの利用を前提に説明を行います。

ただし、SDXLを利用するにはweb UIのバージョンに注意が必要です。
web UIでSDXLを利用する方法は、次の記事で説明しています。

さらには、SDXLでLoRAを利用するにはv1.5.1以降である必要があります。
とにかく、最新のweb UIをインストールしましょう。

では、Civitai上の公式ページからファイルをダウンロードします。
サイズが大きめのLoRAとなります。

上記ボタンをクリックすると、「LogoRedmond_LogoRedAF.safetensors」というファイルをダウンロードできます。
現時点でのLogo.Redmondのバージョンは、v1.0となります。

ダウンロードしたファイルの設置場所は、「models\Lora」ディレクトリです。
LoRAの利用方法の詳細は、次の記事で説明しています。

ファイルを設置できたら、web UIを再起動します。(最も確実)
これでLogo.Redmondが読み込まれたはずです。

Logo.Redmondを利用するには、プロンプトに以下を追加します。

<lora:LogoRedmond_LogoRedAF:1>

以上、Logo.Redmondの利用方法を説明しました。
次は、Logo.Redmondの動作確認を説明します。

Logo.Redmondの動作確認

Logo.Redmondの動作確認を行います。
以下のモデルを用いて検証します。

  • SDXL 1.0
  • CounterfeitXL
  • DreamShaper XL1.0
  • Osorubeshi alpha XL

SDXL 1.0以外のモデルは、以下の記事で説明しています。

プロンプトは、以下を参考にします。
https://civitai.com/images/1920799

A logo for a sports apparel brand, athlete silhouette, energetic colors., LogoRedAF, <lora:LogoRedmond_LogoRedAF:1>

これを参考にして歯科医院のロゴを作ります。
そのためのプロンプトは、以下。

A logo for a dental clinic, tooth or smile imagery, calming colors., LogoRedAF, <lora:LogoRedmond_LogoRedAF:1>

これは、ChatGPTを利用して出力しています。
まずは、次のようにプロンプトを入力。

以下を歯科医院用に変更して。
A logo for a sports apparel brand, athlete silhouette, energetic colors., LogoRedAF,

途中で「LogoRedAF」はそのままという指示も追加して、次のような結果が表示されます。

そうやって作成したプロンプトで生成した画像は、以下となります。
それぞれSEEDは、同じモノを利用。

SDXL 1.0

CounterfeitXL

DreamShaper XL1.0

Osorubeshi alpha XL

SDXL 1.0とDreamShaper XL1.0は、かなり似ています。
それにしても、Osorubeshi alpha XLは特徴が出すぎですね。

あと、LoRAを適用した結果も表示しておきます。
利用したLoRAは、以下。

  • SDXL標準(sdxl_vae.safetensors)
  • Crayon Style

Crayon Styleは、以下の記事で説明しています。

モデルは、SDXL 1.0を利用します。
そして、それぞれweightは「1」の設定となります。

SDXL標準

Crayon Style

SDXL標準の1番目が、個人的には最も好みのロゴです。
このようにモデルとLoRAをいろいろと組み合わせてみると、新たな発見があるかもしれません。

以上、Logo.Redmondの動作確認を説明しました。

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