Animagine XL 3.1のリリース

Animagine XL 3.1のリリース 画像生成

Animagine XL 3.1が、リリースされました。
左が3.0、右が3.1で生成した画像になります。

もちろん、同じ条件で生成しています。
構図が結構異なりますね。

そのことから、小手先のバージョンUPではないと言えそうです。
その3.1は、以下のページからダウンロードできます。

cagliostrolab/animagine-xl-3.1 · Hugging Face
We’re on a journey to advance and democratize artificial intelligence through open source and open science.

2024年3月19日時点では、まだCivitaiにはアップされていません。
Hugging Faceで先行リリースということなのでしょうか。

追記 2024年3月21日
Civitaiにもアプロードされました。

Animagine XL V3.1 - v3.1 | Stable Diffusion XL Checkpoint | Civitai
Animagine XL 3.1 is an update in the Animagine XL V3 series, enhancing the previous version, Animagine XL 3.0. This open-source, anime-themed text-...

大きな変更点としては、87万枚以上の画像が追加で学習されています。

学習させたキャラクター・シリーズが、すべて公開されています。

Animagine XL 3.0同様、Animagine XL 3.1でもタグ入力にはルールがあります。
基本的なルールに関しては、以下の記事をご覧ください。

そして、Animagine XL 3.1でもSpecial Tagsが存在しています。
Animagine XL 3.1のSpecial Tagsは、以下。

  • Quality
  • Rating
  • Year
  • Aesthetic

Aestheticが、新たに加わっています。

Quality

Quality ModifierScore Criterion
masterpiece> 95%
best quality> 85% & ≤ 95%
great quality> 75% & ≤ 85%
good quality> 50% & ≤ 75%
normal quality> 25% & ≤ 50%
low quality> 10% & ≤ 25%
worst quality≤ 10%

「masterpiece」と「best quality」はデフォルトで利用していますよね。
ここは、特に説明は不要でしょう。

Rating

Rating ModifierRating Criterion
safeGeneral
sensitiveSensitive
nsfwQuestionable
explicit, nsfwExplicit

Ratingタグと言えば、「nsfw」を利用したことがあるでしょう。
個人的には、ネガティブプロンプトに「nsfw」を入力することが多いです。

Year

Year TagYear Range
newest2021 to 2024
recent2018 to 2020
mid2015 to 2017
early2011 to 2014
oldest2005 to 2010

Year(年代)タグは、次の記事内で説明しています。

ただ、v3.0で「late」だったモノがv3.1では「recent」に変更しています。
それ以外に変更部分はないようです。

Aesthetic

Aesthetic TagScore Range
very aesthetic> 0.71
aesthetic> 0.45 & < 0.71
displeasing> 0.27 & < 0.45
very displeasing≤ 0.27

Aestheticタグは、v3.1からの概念になります。
これは、画像の品質を表すタグと言えます。

評価に関しては、「Aesthetic Shadow V2」を利用しているということです。

shadowlilac/aesthetic-shadow-v2 · Hugging Face
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