「ユーザー登録なしで気軽にAIチャットを利用したい」
「ChatGPTの処理速度が遅い・・・」
このような場合には、Phindが一つの選択肢になります。
この記事では、GPT-4を上回る性能があると言われるPhindについて解説しています。
本記事の内容
- Phindとは?
- Phindの動作確認
それでは、上記に沿って解説していきます。
Phindとは?
Phindは、コーディングに特化したAIチャットです。
Phind自らの説明では、次のような特徴があります。
Phindとは、GPT-4を上回るコーディング能力を持ち、5倍の高速性を誇るAIモデルです。 技術的な質問に対して10秒で高品質な回答が得られ、実際の問題解決においてもGPT-4と同等かそれ以上の性能を発揮します。 特に、高速性と大きなコンテキスト容量が強みで、オープンソースのコーディングモデルとしてもトップクラスの評価を受けています。
この説明だけを見ると、Phindを使いたくなりますね。
アカウント登録なしで利用することが可能です。
アカウント登録すると、過去のチャット履歴を照会できます。
また、利用する際にモデルを選択することが可能です。
「GPT-4」とは、おそらくChatGPTのAPIを内部で利用しているのでしょう。
APIからの返答をそのまま表示しているのか、加工しているのかどうかはわかりません。
この「GPT-4」を利用できるのは、制限があるようです。
そのことは、有料プランの説明ページで記載されています。
無料だと1日10回と記載されています。
確かに、「GPT-4」モデルを利用する度に数値(10→7)が減っています。
この値を増やしたいなら、有料プランに加入しましょうということですね。
あと、重要なことが記載されています。
Opt out of data being used for training
有料ならオプトアウトできるということです。
ということは、無料ならオプトインということになります。
つまり、無料ならPhindに無条件で入力データを学習されるということです。
無料の場合は、個人情報や機密情報をPhindに入力することは止めておきましょう。
以上、Phindについて説明しました。
次は、Phindの動作確認を説明します。
Phindの動作確認
Phindの動作確認を行います。
Phindには、結果を他者と共有できる機能があります。
例えば、次のように入力するとします。
出力が終わると、アドレスバーのURLが次のように置き換わります。
https://www.phind.com/search?cache=文字列
このURLは、「Copy Link」をクリックしても取得できます。
そして、そのURLにアクセスすると次のような画面が表示されます。
Phindでは、このように結果を他人と共有することができるのです。
ちなみに、「Phind Model」の説明だとこの機能はサポートされていないことになっています。
しかし、モデルを「GPT-4」に変えてみると・・・
同じことを本家のChatGPTに確認してみましょう。
Phindの結果はURLで他人と共有できますか?
結果は、API経由と同じような内容です。
以上、Phindの動作確認を説明しました。