昨日、次の記事を書きました。
その過程において、エン転職はヤバいと感じました。
個人的には、好きな転職サイトでしたけどね。
実は、10年ほど前にエン転職で転職を決めたこともあります。
だから、今のエン転職の状況が残念でなりません。
本記事の内容
- 今のエン転職は信用できない
- engageの掲載はユーザーへの裏切り行為
- engage自体は良いサービス
それでは、エン転職が信用できないことを解説していきます。
今のエン転職は信用できない
エン転職は、リクナビNEXTの次というイメージでした。
数年ほど前のイメージで止まっていますが。
最近は、以前と比べて転職サイトを見ることもめっきり減りました。
今は、転職事情を知る目的でリクナビNEXTを見るぐらいです。
そのため、エン転職がこんなヤバい状況とは知りませんでした。
まず、トップページが分かりづらいです。
ごちゃごちゃし過ぎて、何のサイトかわかりません。
でも、それはカワイイものです。
あくまでサイトの使いやすさの話なので。
私が最低だと感じたのは、ユーザーへの裏切り行為です。
エン転職というブランドを信用しているユーザーを騙すようなことをしているのです。
その裏切り行為とは、エン転職が正式に契約していない企業の求人募集を掲載していることです。
簡単に言うと、engageという無料求人支援サービスの情報を載せています。
一応、無料と有料とは区別はされています。
しかし、その区別がわかりにくいのです。
URLを見れば、ある程度はわかります。
ただ、次の表示が対ユーザーに示しているモノになります。
有料 | 無料(engage) |
有料の場合は、転職コンサルタントという人間が来て取材をします。
そこで付加価値を付けているのでしょう。
では、なぜこのことがユーザーへの裏切りにつながるのか?
この理由を以下で説明します。
engageの掲載はユーザーへの裏切り行為
考えてもみてください。
大手転職サイトの中に無料の求人募集が掲載されていることを。
ユーザーは、それなりの質が担保された求人募集を探しに行くわけです。
そこに、無料のモノが紛れ込んでいたら、どう感じますか?
初めから無料の求人だけというのであれば、事情も変わってきます。
でも、エン転職はそうじゃないはずです。
少なくとも私は、そのように思っていました。
昔は、リクナビNEXTに次ぐ転職サイトだったはずです。
当時とは違って、今はいろいろと事情があるのでしょう。
昔より、転職支援業界も厳しくなっています。
少しでも求人を多く載せようと考えているのかもしれません。
それだけなら、まだマシです。
私が最低だと感じたのは、engageがエン転職のサービスだということです。
https://en-gage.net/
自社のengageというサービスを普及させるためにエン転職を利用しているのです。
「engageを利用すれば、エン転職にも掲載されますよ」とエサにしているとしか思えません。
つまり、自社サービス普及のために、ユーザーに質の劣る情報を提供するようになったのです。
これは何を意味すると思いますか?
engageに虚偽の内容を記した求人情報があるとします。
そして、それがもとで求職者が被害を受けたとします。
でも、その場合でも、エン転職は何も責任を取らないでしょう。
「engageを転載しているだけだから」と言って。
実際はわかりません。
しかし、そのように言い逃れできる状況だと言えます。
そして、そのような状況を作り出していること自体がすでに裏切りなのです。
以上より、engageの掲載はユーザーへの裏切り行為だと言えるのです。
engage自体は良いサービス
誤解のないように説明しておきます。
この記事では、engageの求人内容をエン転職が転載していることを批判してきました。
しかし、engage自体は批判していません。
むしろ、素晴らしいサービスだと思います。
資金に余裕のないベンチャー企業にとっては、またとないサービスです。
また、自社で採用プロセスを管理したい企業にとっても便利でしょう。
無料でいろいろなシステムを利用できるので。
エン転職は、自社のサイトとはengageを切り離すべきです。
そうすれば、以前のように信頼できる転職サイトに戻れるかもしれません。