大企業は転職に有利【ベンチャー・中小への転職は武器を失う】

転職

大企業、もう古いと思いませんか?
正直、古いと思います。

図体だけでかくて、時代に取り残された組織というイメージです。
実際、そういう大企業もあるでしょう。

富士通、NECなどは大規模なリストラで有名ですよね。
この2社に関しては、今後もリストラは避けられないでしょう。

リストラを避けられない理由は、以下の記事で説明しています。
新型コロナウィルスが富士通、NECにとどめをさす【AWSの人材募集を見て確信】

富士通やNEC以外にもリストラ必須の企業は、たくさんあります。
出版などのマスコミも、そろそろ限界が近づいているかもしれません。

と言っても、まだまだ良い面はたくさんあります。
収入、福利厚生、労働環境などのメリットは、まだまだ良いところが多いでしょう。

今回は、そこに関しては言及しません。
言及するのは、転職する際のメリットに関してです。

なお、現在の私は就活ランキング上位に出てくるような大企業に属しています。
6度の転職経験と大企業に属している状況に基づいて、記事を書いています。

大企業・有名企業の看板は使える

ここで言う大企業は、有名企業になります。
単純に東証1部上場企業という訳ではありません。

誰もが知るような大手企業は、転職時にその看板が使えます。
これは、当然のことですよね。

知らない企業より、大企業経験者の方が印象が良いでしょう。
そして、採用担当が大企業経験のある応募者を上司に推しやすいですよね。

大企業経験者が、出来る出来ないというのではありません。
失敗する確率が少ないということです。

採用担当者も所詮は、サラリーマンです。
それであれば、失敗したくないという心理が働きます。

つまり、大企業という看板が、採用担当者の失敗したくない心理に訴えかけるのです。

ただし、経営者自身が採用担当の場合は、また事情は異なります。
化ける(成長する)かどうかという視点で採用するケースもあるでしょう。
それでも、ある程度の規模になれば、経営者も失敗したくない心理になりがちです。

スカウトメールの質が明らかに違う

実際に転職活動をした結果を書ければ、それが何よりもベストです。
ただ、まだ転職する予定はありません。
7回目があれば、またそのときに記事を書きます。

今回は、スカウトメールのリアルな部分を説明します。
利用(検証)しているサービスは、リクナビNEXTです。

株式会社リクルートキャリア<リクルートエージェント>

『会員番号○○○』様
(お名前が分かりませんので、会員番号の呼称で失礼致します)


はじめまして。
IT領域にてご経験を保有されている方々のスカウトを担当しております
リクルートキャリア●●でございます。

現在、日本をはじめ、世界中が、新型コロナウィルス感染拡大防止対策により、外出自粛等、日常生活も混乱が起きている状況ではございますが、少しでもお仕事へのご不安をお持ちになられている方に対して、力になれるのではないかと思い、ご連絡させていただいております。
ご面談は現在、お電話にて、対応しておりますのでご安心いただき、ご検討をお願いいたします。

私どもは、主にミドルからハイキャリア層の方々のご転職のサポートをしております。
また、対象の求人企業への訪問し、採用部門長からヒアリングした情報を基に
ご紹介もしております。


ご経験や現状の転職に対するご意向をお聞きした上で
マーケットトレンドや同年代、同職種の方のご転職事例や、
求人をはじめとする転職に関する情報提供をさせていただけたらと思い
ご連絡させていただきました。


ご返信をいただきましたら、ご経験から、最適なアドバイザーとの面談を
調整させていただきます。

憎きリクルート系の人材紹介会社です。
基本的にはオススメしない人材紹介会社です。

詳しくは、下記の記事でオススメしない理由を書いています。
転職でワンランク上を狙う方法【人材紹介会社の利用】

どの面下げて、メールを送ってきてるのか?という感じです。
優しさと常識で名前は伏せます。

このメールのポイントは、「主にミドルからハイキャリア層の方々のご転職のサポート」です。
それ以前に、リクルート系の人材紹介会社からスカウトメールを貰うのが、初めてです。

そして、過去の転職ではこのようなことを言われたことがありませんでした。
これは、リクルート系以外の人材紹介会社でも同じことです。

こちらから申し込んだ場合は、面談で呼び出して、後は放置されることが多かったのに。
大企業に属していれば、スカウトメールが来るようです。

それも、「ミドルからハイキャリア層」とのことです。
私も知らない間に出世したようです。
スキルシートには、それほど差異がないのに。

リクルートへの恨みが強くて、ちょっと嫌味な感じになりました。
でも、すべて事実です。

某転職エージェント

【○○地区限定】株式会社☆☆☆☆でのご経験を拝見しました ※50万以上の年収アップが可能です!

上記は、スカウトメールの件名です。
☆☆☆☆は、私の属している会社名がそのまま記載されています。

露骨過ぎますよね。

このような件名でメールが来ることも、過去の転職ではなかったです。
ある程度の基準があるのでしょう。

まとめ

大企業経験者は、転職に有利です。
そのネームバリューがあると、転職を有利に進められます。

採用担当の失敗したくない心理が、その根底にはあります。
私は、採用担当の経験があり、採用担当者の心理もある程度理解しています。

また、転職サイトでも有利な情報が向こうからやってきます。
ベンチャー・中小企業出身者には、冷たい対応をするリクルート系の人材紹介会社からも直々にスカウトメールがやって来るのです。

それも、「ミドルからハイキャリア層」の求人を案内してくれるようです。
この文言からわかるように、リクルート系は明らかに区別をするのでしょう。
差別ではなく、区別をするのです。

正直、大企業という経歴にこれほど効果があるとは思いもしませんでした。

過去に正社員として、東証1部上場企業で数年働いた経験があります。
でも、この経歴はこれほど効果はなかったです。

やはり、東証1部上場企業というのはあまり意味はなく、大企業・有名企業というネームバリューが重要なのでしょう。

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