SerposcopeはGRCより使えない?【無料検索順位ツール】

SerposcopeはGRCより使えない?【無料検索順位ツール】 SEO

「Googleの過去の検索順位をチェックしたい・・・」
「SEOチェックをどうやればいいのかわからない・・・」
「SEO(検索)アプリはどれをインストールしたらいいのか・・・」

こう思って、いろいろと検索しているかもしれませんね。

私も検索順位チェックツールに関する調査記事を書いています。
【2020年5月】激選した検索順位チェックツール7つ

そして、その過程で「GRC」という検索順位チェックアプリが出てきたかもしれません。
このツールをおススメする記事が多いのは、理解しています。

でも、ちょっと待って欲しいのです。
私は、「Serposcope」という検索順位チェックアプリをおススメします。
アプリと言うよりは、正確にはソフトですね。

この記事を書いている私は、すでにSerposcopeを利用しています。
利用した上でおススメしています。

本記事の内容

  • Serposcopeが使えないという誤解
  • Serposcopeを利用するべき人
  • Serposcopeは費用対効果が最高

上記に沿って、Serposcopeが使える理由を説明していきます。

Serposcopeが使えないという誤解

「Serposcopeをインストールしたけど、まともに動かない!!」
このように嘆いている人が、世の中には結構います。

結局、そういう人たちは「GRC最高!!」という形で終わります。
大抵は、年間に4500円を払うという結末です。

本当に残念です。
あと一歩頑張れば、Serposcopeを使いこなすことが出来たはずです。

確かに、GRCもいいと思います。
でも、デメリットが多すぎます。

  • PCにソフトをインストールする
  • PCを起動させたままにしなければならない
  • Webで結果を共有できない
  • まともに使うなら年間4500円以上は必要

このようなデメリットを避けて、Serposcopeをインストールしたはずです。
でも、インストールするだけでは「使えない」のです。

あともう一歩なのです。
その一歩とは、画像認証での失敗です。

Serposcopeは自動でGoogle検索を行います。
そして、Serposcopeはその結果をもとに順位を表示しています。

ただ、Googleはプログラムで自動的に検索されることを嫌います。
そこで検索しているのが、本当の人間かプログラムかどうかをチェックします。

それが、「画像認証」です。
画像認証と言いながら、実際は以下。

私はロボットではありません

Google側から、この画面が表示されるわけです。
こうなるとプログラムには、お手上げです。
プログラムで自動的にチェックするのは、無理ゲーです。

この状態になると、Serposcopeはもう無力化します。
ずっとエラーを吐き続けて、「使えない」状態です。

ここであきらめて、Serposcopeを使えないと判断してしまう人が多いのです。
しかし、私はあきらめずにエラーを解決しました。

その過程を次の記事にまとめています。
Serposcopeのエラーを解決する方法【画像認証を突破】

画像認証(私はロボットです認証)を突破すると、あとはもうSerposcope天国です。

以上により、Serposcopeに関する誤解は解けたはずです。
次は、Serposcopeを利用するべき人の説明です。

Serposcopeを利用するべき人

Serposcopeを誤解したままの人に言いたいです。
「Serposcopeは、本当はできる子なんです!!」と。

Serposcopeは、できる子です。
アップデート(1年に2回ほど)も継続されています。
でも、Serposcopeを使いこなすには、できる人にならないとダメなのです。

GRCとは異なり、Serposcopeは使う人を選びます。
インストールはもちろんですが、使い方を学ぶ必要もあります。
ただ、チュートリアル(tutorial)も充実しているので、安心できますね。

では、私が考える「Serposcopeを利用するべき人」は以下。

  • Linuxでサーバー構築ができる人
  • Webで結果をどうしても共有したい人
  • 企業

以下で説明していきます。

Linuxでサーバー構築ができる人

Linuxのスキルがあれば、簡単にストール(Install)できます。
Githubでソースが公開されているので、ダウンロード(Download)してみてはどうでしょうか?

インストールは、次の記事を見れば簡単にできます。
無料の検索順位チェックツールSerposcopeのインストール

Debianにインストールしていますが、Ubuntuならほぼ変わりませんね。
データベース(Database)をMySQLなどに変更することも可能です。
初期では、独自の組み込みデータベースを利用しています。

APIなどは、特に用意されていません。
ソースが公開されているので、改良するのも可能かもしれません。
ただし、言語はJavaです。

また、Dockerのイメージも公開されています。
興味のある方は、試してみるのもよいかと思います。

Webで結果をどうしても共有したい人

GRCは、Webで結果を共有できません。
リモート接続なるもので、共有はできるようです。
しかし、ブラウザで気軽に結果を見ることはできません。

よって、お金をかけずにWebでSEOチェックの結果を共有したい場合は、Serposcopeを使うべきです。
これしか選択肢はありません。

企業

人ではありませんが、企業で働く人という意味で。
企業であれば、RankTrackerを使うべきだと思います。

RankTrackerには、年間124ドルと299ドルの2コースがありますね。
それも「コスト削減だ!」と言う企業では、Serposcopeを使うべきです。

やはり、企業で利用するなら複数人での利用が前提となります。
そうなると、Web共有できるSerposcope一択です。

GRCは、このWeb共有という点では絶対的に使えないです。

Serposcopeは費用対効果が最高

Serposcopeは、無償です。
ただ、インストールしただけでは使いモノになりません。

そこで、画像認証の突破のために費用を払います。
Anti Captcha

とりあえず、私は10ドルをデポジット(入金)しています。
画像認証を突破するごとにそのデポジットから、引かれるシステムです。
だから、払った分以上は課金されないので安心です。

以下は、5月5日から5月24日まで利用した結果です。

Anti Captchaの利用結果

全部で15回、サービスにお世話になっています。
そして、その合計金額は0.03ドルです。

Anti Captchaのデポジット(入金)

0.03ドルがデポジットから、引かれていることが確認できます。
ということは、5月5日から5月24日まで、キーワード20個で0.03ドル。

20日で0.03ドルなので、1日0.0015ドルとなります。
よって、1ヶ月(30日)20個のキーワードで、0.045ドル。

GRCの価格表です。

GRCの価格表

では、500個のキーワードで運用してみた場合を計算してみます。
500 ÷ 20 = 25
0.045ドル(20個のキーワードで30日運用) × 25 = 0.9ドル

現時点(2020年5月24日17時)のレートが、1ドル107.65 円です。
0.9 × 107.65 = 96.89円

なんと、100円未満で500個のキーワードを運用できることになります。
SerposcopeとAnti Captcha(画像突破サービス)の組み合わせなら。

あくまで、シミュレーションですので、この結果は保証できません。
しかし、GRCの375円より安く運用できそうですね。

Serposcopeなら、検索語数・URL数・上位追跡は無制限です。
ただ、それだけキーワードを登録したら集計に時間がかかりまくりでしょう。

もちろん、これはGRCにも言えることです。
ましてや、GRCは自分の使うPCにインストールすることが多いので、気軽に再起動もできませんね。

あと、Web共有ができるかできないかは大きいですね。
以上の結果より、「Serposcopeは費用対効果が最高」と言えます。

まとめ

「SerposcopeはGRCより使えない?」という問いには、「No」と言います。
全然使えますし、安いです。

ただし、使う人を選びます。
また、どれほど安いのかも説明しました。

安いだけではなく、Serposcopeの費用対効果が最高なのです。
Serposcopeは使える人が使えば、最高のSEOチェックツールとなります。

これは、オープンソース全般に言えることですよね。

さて、この記事では、SerposcopeをメインにSEOチェックツールを取り上げました。
しかし、GRC・RankTracker以外にSEOチェックツールはたくさん存在します。

「Serposcope Alternatives」
このキーワードで検索すれば、たくさん出てきます。

興味がある方は、SEOチェックツールについて調べてみてください。

【追記】2020年07月04日
この記事以降、さらにSerposcopeを使いこなしています。
もう、遠慮せずにはっきり言います。
「情弱はGRCしか使えません」

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